足立朝日

選挙犬「エラビ→」着ぐるみ誕生

掲載:2009年5月5日号
 足立区にまた新たなかわいい着ぐるみマスコットが誕生した。選挙犬「エラビ←」だ。
 エラビ←は区選挙管理委員会が06年秋から投票の呼び掛けに使っている選挙啓発マスコットで、これまではバルーンとイラストのみ。


可愛らしい「エラビ←」と井深社長

 昨年着ぐるみ製作の老舗・サンビコーポレーション株式会社(保木間1丁目)の井深敏和社長が、1965年の創設以来本社を置く足立区に恩返しをしたいと申し出、区の依頼によって制作し、寄贈した。
 4月21日区役所で行われた寄贈式で初披露。青い斑点のダルメシアンで、首の赤いスカーフには名前、たすきには「すてないで! せんきょけん」「必ず選挙に行きましょう」の文字が書かれている。イラストがそのまま立体になったような可愛らしさだ。
 対面した近藤やよい区長も、「肉球もちゃんとある」と感激。井深社長から、区長を通して贈呈証を受け取った益子勝選管委員長は、「7月には都議選がある。大いに活躍してもらい、投票率が上がるようみんなで努力していきたい」。
 井深社長は「区のデザイン図に忠実に、あとは感性で作った。30m離れても子どもが寄ってくるように、表情はキツクならないよう苦労したが、任せてもらえたので」と自社作品の出来栄えに、満足気な笑顔。翌日の「明るい選挙推進委員前期セミナー」に早速登場した。
 エラビ←は6月13・14日のしょうぶ沼まつりで活動する予定だ。