足立朝日

野口氏、萩原氏の共著のミニバスケの本発刊

掲載:2009年5月5日号
 足立区のミニバスケットボールチーム「弥生第二スポーツ少年団 青空クラブ」の監督・野口照行氏と日本人初のWNBAプレイヤー・萩原美樹子氏の共著「もっとうまくなる、絶対強くなる! ミニバスケットボール」が発刊された。

 カラー写真や図版が多く判りやすく、長い監督経験に裏付けられた指導者としての心構えや、ミニバスを取り巻く様々な事項(保護者の協力、 子供たちの健康、学業との両立など)の記述。上手くなる、試合に勝つ事も大事だが、子供たちがミニバスを通じて、最終的にはバスケットボールを好きになってほしいという願いがこもった著書。
 内容は、ミニバスケットボールについて①ミニバスがうまくなるために!②オフェンス技術を身につける③ディフェンス技術を身につける④チームプレーができるようになる!⑤選手たちやチームをうまく導く。(日本文芸社、21×19センチ、191ページ、定価1365円・税込)

著者略歴
●野口 照行
 1951年東京都足立区生まれ。目黒高校から立正大学へ。卒業後、野口商店に勤務し、現在に至る。1968年、高校在学中に弥生クラブを創設、全日本クラブ選手権大会優勝1回、準優勝2回、3位2回の成績を挙げる。ミニバスでは、1973年に弥生第二スポーツ少年団を発足させ、82年全国大会出場、2001、02、06年の3回、東京都で優勝(4校枠の規定により、全国大会には出場できず)。足立区体育協会理事、東京都バスケットボール協会競技委員長、関東クラブバスケットボール連盟理事長、日本クラブバスケットボール連盟常任理事、弥生第二スポーツ少年団団長
●萩原 美樹子
 1970年福島県福島市生まれ。県立福島女子高校(現・橘高校)、早稲田大学卒業。10歳の頃から父の影響でバスケットボールを始める。89年、共同石油㈱(現・㈱ジャパンエナジー)入社。同時に女子日本代表入り。全日本総合選手権優勝4回。93年度から4年連続日本リーグ得点王、優秀選手賞8回、年間ベストファイブ選出7回。96年アトランタ五輪7位入賞、得点ランキング5位。98年ドイツ世界選手権では得点ランキング同率2位。97~98年、アメリカ・WNBAで2シーズンプレー。現在は、ジャパンエナジー・CSR事業推進部に所属。バスケットボール及びスポーツ全般の講習・講演に携わる。2005~07年早稲田大学女子バスケットボール部ヘッドコーチ、06年よりU―20、U―22女子日本代表コーチ