西新井第一小学校(牛山英一校長・西新井6)で5月8日、6年生124人を対象に応急救護訓練の授業が行われた。
総務省の地域防災モデルスクール事業の一環で、区内では他に千住消防署管内の双葉小学校が指定されている。事業実施は東京消防庁全80署中6署で、内2暑が足立区内。
西新井消防署(田村正造署長)から依頼を受けた、国士舘大学の田中秀治教授とスポーツ医科学科の学生・卒業生4人が授業を担当した。その中には東京マラソンでタレントの松村邦洋さんを救護した、救急救命士の高山祐輔さんもいた。
クラスごとにまずは担任の指導で、お父さんが倒れた場面を想定したドラマ仕立てのDVDを鑑賞した後、国士舘のメンバーが児童1人に1体の訓練用人形を配り指導。
呼吸が止まっていた場合、すぐに心臓マッサージとAEDを行う必要があり、早ければ早いほど生存率は上がる。一連の救護の流れを学んでから、子どもたちは実際に人形を使って心臓マッサージを体験。
最初はコツが掴めなかった子も、何回かやるうちにスムーズに。「アンパンマンのマーチのテンポで」と教えられ、「手が痛い」と苦労しながらも1分間100回に挑戦した。訓練用の機械でAEDの使い方も覚え、子どもたちの吸収の早さに牛山校長も目を見張っていた。
「パニックになってわからなくなったら、できることだけやる。誰が倒れていても見て見ぬふりをしない。誰かにとって大切な人だから逃げちゃだめ」と講師。田中教授は校長に「登下校時など、AEDの場所を子どもたちに認識させることも重要」とアドバイスした。
写真=1人1体の人形を使って心臓マッサージを練習
総務省の地域防災モデルスクール事業の一環で、区内では他に千住消防署管内の双葉小学校が指定されている。事業実施は東京消防庁全80署中6署で、内2暑が足立区内。

クラスごとにまずは担任の指導で、お父さんが倒れた場面を想定したドラマ仕立てのDVDを鑑賞した後、国士舘のメンバーが児童1人に1体の訓練用人形を配り指導。
呼吸が止まっていた場合、すぐに心臓マッサージとAEDを行う必要があり、早ければ早いほど生存率は上がる。一連の救護の流れを学んでから、子どもたちは実際に人形を使って心臓マッサージを体験。
最初はコツが掴めなかった子も、何回かやるうちにスムーズに。「アンパンマンのマーチのテンポで」と教えられ、「手が痛い」と苦労しながらも1分間100回に挑戦した。訓練用の機械でAEDの使い方も覚え、子どもたちの吸収の早さに牛山校長も目を見張っていた。
「パニックになってわからなくなったら、できることだけやる。誰が倒れていても見て見ぬふりをしない。誰かにとって大切な人だから逃げちゃだめ」と講師。田中教授は校長に「登下校時など、AEDの場所を子どもたちに認識させることも重要」とアドバイスした。
写真=1人1体の人形を使って心臓マッサージを練習