東京足立少年少女合唱団(指揮・指導=薬師神武夫代表)が創立40周年を迎え、記念すべき第40回定期演奏会を5月10日、西新井文化ホールで開いた。
薬師神氏が当時教員を務めていた渕江小学校で、6年生の「卒業したくない、先生と歌っていたい」との熱意に応え、「渕江少年少女合唱団」として創立。
平成元年に「東京足立」に名称を変更して20年が経つ。これまで1年以上在籍した団員数は800人に上る。
薬師神氏は40年を振り返って「自分の中ではあっという間。一生懸命やっていると時間の過ぎるのは早い」。創立時と比べて子どもたちの様子は大きく変わったが、「子どもが本来持っているものは変っていない。どういう水・光・肥料を与えるかは大人次第」という。指導で一番大切にしていることは「心と感性を磨くこと」と語った。
公演は4部構成で、小学2年~大学1年(同公演で卒団)38人の団員のほか、3部の「薬師神武夫作品集より」は卒団生28人が熱唱。4部は堀江慶子アナウンサーの朗読を交え、全員が合唱組曲「旅」を歌い上げた。
アンコールは母の日にちなんで「おかあさん」を演奏。ホールに響き渡る澄んだ歌声に、会場から惜しみない拍手が送られた。
写真=団員と卒団生全員で組曲「旅」を合唱。左は朗読の堀江アナウンサー
写真下=薬師神武夫さん

平成元年に「東京足立」に名称を変更して20年が経つ。これまで1年以上在籍した団員数は800人に上る。
薬師神氏は40年を振り返って「自分の中ではあっという間。一生懸命やっていると時間の過ぎるのは早い」。創立時と比べて子どもたちの様子は大きく変わったが、「子どもが本来持っているものは変っていない。どういう水・光・肥料を与えるかは大人次第」という。指導で一番大切にしていることは「心と感性を磨くこと」と語った。

アンコールは母の日にちなんで「おかあさん」を演奏。ホールに響き渡る澄んだ歌声に、会場から惜しみない拍手が送られた。
写真=団員と卒団生全員で組曲「旅」を合唱。左は朗読の堀江アナウンサー
写真下=薬師神武夫さん