足立朝日

勇気をだして 相談してみよう 「誰かに話したいときに開く小さな本」

掲載:2009年6月5日号
風の子キッズラインも開設

 こども家庭支援センターから虐待に悩む子どものための冊子「だれかに話したいときに開く小さな本」が発行された。またフリーダイヤルの子ども専用電話相談「風の子キッズライン」も開設され、同センターの相談員が応じる。

 虐待を打ち明けると、もっとひどい虐待を受けるのではないか、見捨てられてしまうのではないかという不安を持っている子ども、「お前はダメな人間だ」と言われ続け、相談する自分がダメな人間だと思い、打ち明けられない子どもたちに「安心して相談できるよ」というメッセージと、社会が子どもの安全や安心をしっかり保障していることを、法律を紹介し知らせる。
 また、こども家庭支援センターには話を聞く大人がいる、相談してくれた子どもを守るという強いメッセージをこの本で届けている。区内の小学4年~6年生を対象に配布される。
 風の子キッズラインは月曜~土曜、午前8時半~午後5時(祝休日・年末年始除く)、TEL0120・300・736