足立朝日

　足立区総合再開発協議会（小菅茂会長）の定時総会が５月29日、勤労福祉会館で開かれた。
　第１部の特別講演会では区観光施設の現況について、吉田厚子観光交流課長が講演。アンケート調査の結果、足立区内イベント来場者の３割が区外から訪れていることが判明したこと報告。今後の企画等について説明した。

　
　「新しいものを作るのではなく、既存の資源活用」との方針で、春に実施した「花めぐりバス」は、新たな桜の名所を知る機会として区民からも好評。「リピーターになってもらう工夫が必要。住んでいる人に好きになってもらい、区民１人１人に発信者になってもらうのがベスト」と協力と理解を呼びかけた。
　参加者からは、綾瀬に駐屯した新撰組の活用や、荒川の観光利用など、活発な意見が出された。
　２部は議事、３部は懇親会が和やかに開かれた。

写真＝区の観光ガイドブックを紹介する吉田課長