区教育委員会は理科実験体験プログラム「わくわくサイエンスキャラバン」を、今年度から始めた。子どもの理科離れ対策の一環として4・5年生を対象にした特別授業を、㈱学習研究社に委託して行う新たな試み。区内小学校全72校で、今来年度で実施される。
第1回目は6月8日に本木小学校で開かれ、齋藤幸枝教育長も訪れた。授業を担当したのは雑誌「科学」シリーズの企画編集や教材の開発に携わってきた、学研科学創造研究所の湯本博文所長。
最初のデモンストレーションでは、ボトルに詰めた空気の力だけを使った空気エンジンを使用。プロペラが勢いよく空中に舞い上がると、子どもたちはたちまち釘付けに。
クイズ形式で質問を織り交ぜながら、空気と電気などについて、風船や空気砲など身近なものを使って次々に実験が進められた。
乾電池1個による磁力実験では、競って手を挙げる子どもたちから選ばれた児童が代表で体験。磁力で結合した金属の棒で持ち上げられた瞬間、大きな歓声が上がった。
湯本氏は「大人になったら教科書はないから自分で考えないと。いろいろな発想できるのは、子どもの頃に実験をやった人だと思う。これからは勉強、スポーツ、遊びにちょっと実験も加えて」とメッセージ。授業後、5年の男子児童は「めちゃめちゃ面白かった!」と目を輝かせていた。
写真=「空気に重さはあるか?」の実験で、風船をぶつけられて重さを体感

最初のデモンストレーションでは、ボトルに詰めた空気の力だけを使った空気エンジンを使用。プロペラが勢いよく空中に舞い上がると、子どもたちはたちまち釘付けに。
クイズ形式で質問を織り交ぜながら、空気と電気などについて、風船や空気砲など身近なものを使って次々に実験が進められた。
乾電池1個による磁力実験では、競って手を挙げる子どもたちから選ばれた児童が代表で体験。磁力で結合した金属の棒で持ち上げられた瞬間、大きな歓声が上がった。
湯本氏は「大人になったら教科書はないから自分で考えないと。いろいろな発想できるのは、子どもの頃に実験をやった人だと思う。これからは勉強、スポーツ、遊びにちょっと実験も加えて」とメッセージ。授業後、5年の男子児童は「めちゃめちゃ面白かった!」と目を輝かせていた。
写真=「空気に重さはあるか?」の実験で、風船をぶつけられて重さを体感