【基調講演概要「地球温暖化と日本の削減目標~今からできる温暖化対策~」(独)国立環境研究所地球環境研究センター・花岡達也氏】
今のまま放置していると、2100年までに地球の平均気温は2℃上昇する(※海面は50㎝上昇)。それを防ぐためには低炭素社会に向かう必要があり、快適な低炭素社会を実現するためには、各家庭がCO2削減に取り組むことが不可欠。
家庭の電力消費量は1990年から増加し、現在の家庭でのCO2排出量の大半はガソリンと電力が占める。つまり、この2つを気をつけることで、かなり削減できる。
電力の最も有効な削減方法は、CO2排出量の少ない家電や電球に買い換えること。(エコポイントだけに惑わされずに)、必要な大きさの必要なものだけを、長い目で見て買うことがポイント。
ガソリン削減にはエコドライブが有効。ポイントは3つ。①エアコンを控えめにする②赤信号は早めに減速する③日本車は40~60㎞の走行が最も燃費がいい。高速は80㎞に抑える。これらを実現するためには、心のゆとりを持つことが大事。
【花岡氏からのクイズ】
Q「レジ袋1枚とA4サイズのコピー用紙1枚では、どちらが製造過程でより多くのエネルギーを使っているか」
A「自転車をこいで発電するエネルギーに例えると、レジ袋は22分、コピー用紙は82分こぐ必要がある」
【参加者からの質問】①Q「太陽の黒点減少から活動が弱まっていると言われているが、ミニ氷河期が来るのでは?」A「ミニ氷河期以前に、人為的なガスによる温度上昇の方が大きい」②「家電の買い替え推奨は経済対策では?」A「いずれ買い換えるときに、生活に合わせて買えばいい。無理は続かない」
今のまま放置していると、2100年までに地球の平均気温は2℃上昇する(※海面は50㎝上昇)。それを防ぐためには低炭素社会に向かう必要があり、快適な低炭素社会を実現するためには、各家庭がCO2削減に取り組むことが不可欠。
家庭の電力消費量は1990年から増加し、現在の家庭でのCO2排出量の大半はガソリンと電力が占める。つまり、この2つを気をつけることで、かなり削減できる。
電力の最も有効な削減方法は、CO2排出量の少ない家電や電球に買い換えること。(エコポイントだけに惑わされずに)、必要な大きさの必要なものだけを、長い目で見て買うことがポイント。
ガソリン削減にはエコドライブが有効。ポイントは3つ。①エアコンを控えめにする②赤信号は早めに減速する③日本車は40~60㎞の走行が最も燃費がいい。高速は80㎞に抑える。これらを実現するためには、心のゆとりを持つことが大事。
【花岡氏からのクイズ】
Q「レジ袋1枚とA4サイズのコピー用紙1枚では、どちらが製造過程でより多くのエネルギーを使っているか」
A「自転車をこいで発電するエネルギーに例えると、レジ袋は22分、コピー用紙は82分こぐ必要がある」
【参加者からの質問】①Q「太陽の黒点減少から活動が弱まっていると言われているが、ミニ氷河期が来るのでは?」A「ミニ氷河期以前に、人為的なガスによる温度上昇の方が大きい」②「家電の買い替え推奨は経済対策では?」A「いずれ買い換えるときに、生活に合わせて買えばいい。無理は続かない」