足立朝日

足立凧まつり 子どもたちの凧が秋風に舞う

掲載:2005年10月5日号
足立凧まつり
子どもたちの凧が秋風に舞う

 第6回「足立凧まつり」が9月3日、荒川河川敷虹の広場で開かれた。主催は同実行委員会、共催は日本の凧の会、NPO足立フォーラム21、区教育委員会。江戸葦原龍神太鼓と墨水会江戸桜の太鼓、千寿桜小吹奏楽部54人による元気な演奏が華を添えた。
 子どもたちが夏休みに作った約3000個の凧が、トンボが飛び交う秋空に舞い上がった。親子連れや学校の仲間同士での参加も。寺地小は「開かれた学校づくり協議会」が凧作りに協力、19人の児童が自作の凧を上げた。4年の田中謙汰くん、藤田優斗くん、5年の藤田恭平くん、6年の渡部隼くんは「結構上がった」と元気な笑顔。沢田明校長は「将来自分たちも地域の役に立って欲しい」と地元発のイベントを喜ぶ。
 クライマックスにはアメを詰めた動物型のバケットを大凧に吊るし、空からアメを降らせる「キャンディドロップ」を初披露。子どもたちの歓声が響いた。
▼足立区長賞=関口雅人(梅二小・4年)▼足立区議会議長賞=六本木耕喜(前橋市立宮城小・5年)▼足立区教育委員長賞=星野総一郎(同・3年)▼日本の凧の会会長賞=長沼洋恵(寺地小・6年)▼名誉実行委員長賞=水品ひまわり(千寿桜小・5年)▼実行委員長賞=岩崎達也(千寿本町小・3年)
 盲導犬体験会、ふれあおう荒川展、千住消防署による防災・救急フェアも同時に行われた。

晴れた河川敷にたくさんの子どもたちが集まった