夏休み直前の7月16日、弥生小学校(安田滋校長)の昇降口が八百屋さんに早変わりし、子どもたちで賑わった。
実はこの日は、同校が4年前から取り組んでいる、野菜くず回収のポイント交換日。区の循環型食品リサイクル事業「あだちエコネット」で、家庭や学校で出る生ごみを校内に設置された生ごみ処理機で乾燥させ、リサイクル施設で有機肥料化したものを有機農家で使用、その収穫物を還元するというもの。古千谷小、平野小、栗島小でも同様の取り組みを行っている。
弥生小では毎週火曜日に子どもたちが家庭の野菜くずを持ち寄り、1回につき1ポイントを発行。前日に環境委員が呼びかけ、多い日は170人以上集まる。年3回、リサイクル協会の職員とボランティアが、生産者から届いた採れたて野菜で学校に「お店」を開く。
この日「店頭」に並んだのは、ジャガイモ、トマト、ニンジン、アスパラ、米など9種類。ジャガイモ1個が1ポイント、アスパラ1束が3ポイントで交換できる。子どもたちは自分のカードのポイントとにらめっこの末、好きな野菜と交換して満面の笑顔。
2年と4年の児童を持つお母さんは「ポイントは算数の勉強にもなるし、季節の野菜も覚える」と喜ぶ。交換した野菜は子どもたちが自分で調理し、普段よりもさらに良く食べるそうだ。安田校長は「みんな楽しそうに野菜くずを持ってくる。この野菜は、お金を出しても買えないところがいいのでは」と話す。
写真=ポイントで好きな野菜と交換

弥生小では毎週火曜日に子どもたちが家庭の野菜くずを持ち寄り、1回につき1ポイントを発行。前日に環境委員が呼びかけ、多い日は170人以上集まる。年3回、リサイクル協会の職員とボランティアが、生産者から届いた採れたて野菜で学校に「お店」を開く。
この日「店頭」に並んだのは、ジャガイモ、トマト、ニンジン、アスパラ、米など9種類。ジャガイモ1個が1ポイント、アスパラ1束が3ポイントで交換できる。子どもたちは自分のカードのポイントとにらめっこの末、好きな野菜と交換して満面の笑顔。
2年と4年の児童を持つお母さんは「ポイントは算数の勉強にもなるし、季節の野菜も覚える」と喜ぶ。交換した野菜は子どもたちが自分で調理し、普段よりもさらに良く食べるそうだ。安田校長は「みんな楽しそうに野菜くずを持ってくる。この野菜は、お金を出しても買えないところがいいのでは」と話す。
写真=ポイントで好きな野菜と交換