9月11~13日に開かれる障害者の国際スポーツ大会「東京2009アジアユースパラゲームズ大会」(同組織委員会、アジアパラリンピック委員会主催)に、足立区から2人が日本代表選手として出場する。
2回目の今大会は約30カ国が参加し、国立代々木競技場、辰巳国際水泳場などで6競技が行われる。
出場するのは村松美歩さん(千住東1丁目在住・都立文京盲学校高等部2年)と、片栁裕貴さん(花畑3丁目在住・同3年)。
村松さんは陸上で800m走、片栁さんは水泳で50m・100mの自由形、100m背泳ぎ、200m個人メドレー。
2人は8月28日に区役所で開かれた激励会に出席。岡野生涯学習部長、西野障がい福祉課長から激励を受け、記念トロフィーを贈られた。
村松さんが陸上を始めたのは中学1年。小学校時代は運動は苦手だった。転機は上の高等部の練習に参加した時。あまりのハードさに吐いてしまい、「ここまでできるんだ! と気持ちよくて陸上にハマった」という。今も「走っている時はすごくつらいけど、終わった時の達成感は他では味わえない」と清々しい笑顔で話す。
「大きな大会に出られるのは奇跡中の奇跡だと思っているので、悔いのないよう全力を出し切りたい」。
片栁さんは3歳から水泳を始めた。親の勧めで通っていた水泳教室では、水が怖くて逃げてばかりだったという。中学1年の時、背泳ぎで関東大会新記録を出し、今のコーチに誘われたことで気持ちが変わった。昨年はジャパンパラリンピックに出場。最近も自己ベストを更新中だ。
「最終目標はパラリンピックで世界を相手にしていきたい。今回はそのステップと考えて、願わくば金メダルを持って帰りたい」と強い笑顔で抱負を語った。
伸びやかで明るい2人の健闘を応援したい。
写真=日本代表の村松さん(右)と方桝さん

出場するのは村松美歩さん(千住東1丁目在住・都立文京盲学校高等部2年)と、片栁裕貴さん(花畑3丁目在住・同3年)。
村松さんは陸上で800m走、片栁さんは水泳で50m・100mの自由形、100m背泳ぎ、200m個人メドレー。
2人は8月28日に区役所で開かれた激励会に出席。岡野生涯学習部長、西野障がい福祉課長から激励を受け、記念トロフィーを贈られた。
村松さんが陸上を始めたのは中学1年。小学校時代は運動は苦手だった。転機は上の高等部の練習に参加した時。あまりのハードさに吐いてしまい、「ここまでできるんだ! と気持ちよくて陸上にハマった」という。今も「走っている時はすごくつらいけど、終わった時の達成感は他では味わえない」と清々しい笑顔で話す。
「大きな大会に出られるのは奇跡中の奇跡だと思っているので、悔いのないよう全力を出し切りたい」。
片栁さんは3歳から水泳を始めた。親の勧めで通っていた水泳教室では、水が怖くて逃げてばかりだったという。中学1年の時、背泳ぎで関東大会新記録を出し、今のコーチに誘われたことで気持ちが変わった。昨年はジャパンパラリンピックに出場。最近も自己ベストを更新中だ。
「最終目標はパラリンピックで世界を相手にしていきたい。今回はそのステップと考えて、願わくば金メダルを持って帰りたい」と強い笑顔で抱負を語った。
伸びやかで明るい2人の健闘を応援したい。
写真=日本代表の村松さん(右)と方桝さん