区民生・児童委員協議会の全員研修会が8月20日、西新井文化ホールで開かれた。
区の民生・児童委員は現在553人。足立区は戦後多くの低所得者を受け入れた経緯から、生活保護者数が多い。昨年からの景気悪化で受給者は増加しており、民生・児童委員の役割はますます大きくなっている。
小台囃子清栄会のお囃子で始まったセレモニーで、中田貢弘連合会会長が挨拶。毎月厚労省への活動報告書の提出が、1人も欠かさず4年半続いていることを感激とともに語り、「1人1人の自覚と努力による。戦後多くの生活保護者を受け入れたのは、困っている人を助けようという精神があったからこそ。温故知新を大切に」と話した。
近藤やよい区長は、区に2万5000人いる災害時要援護者の支援施策について触れ、「実態把握調査の際、他自治体は郵送により回収率は1割だったが、足立区は民生・児童委員が持参訪問してくれたことで3割。これを元に、基本プランを作成していきたい」と感謝を述べた。委員の活動の一つでもある赤い羽根共同募金も、昨年足立区は2位の町田市59万円の倍近い110万円を集めるなど評価が高い。
また、広報紙「さくら」に掲載する絵を描いた児童に、感謝状が贈られた。
2部の講演会では、郷土博物館学芸員の多田文夫氏が足立の歴史を講演。東京足立相撲甚句会(林太一会長)による「足立名所相撲甚句」、椿在住の「あべや」による津軽三味線の演奏が披露され、出席者は心豊かなひと時を楽しんだ。
【絵画掲載協力児童】佐藤葵(舎人)、森田将人(上沼田)、桑原拳人(皿沼)、上村峻也(鹿浜西)、林礼菜(栗原北)、椎名祐一郎(西伊興)、菅谷栞(西一)、皆木優花(足立入谷)、荻原麗奈(舎一)、阿部颯(古千谷)、長沼世菜(同)、近藤榛乃(伊興)、古橋美々里(東伊興)、坂入リリア(保木間)、保大夢(竹の塚)=敬称略。
写真=感謝状を贈られた児童たちと民生・児童委員ら
区の民生・児童委員は現在553人。足立区は戦後多くの低所得者を受け入れた経緯から、生活保護者数が多い。昨年からの景気悪化で受給者は増加しており、民生・児童委員の役割はますます大きくなっている。

近藤やよい区長は、区に2万5000人いる災害時要援護者の支援施策について触れ、「実態把握調査の際、他自治体は郵送により回収率は1割だったが、足立区は民生・児童委員が持参訪問してくれたことで3割。これを元に、基本プランを作成していきたい」と感謝を述べた。委員の活動の一つでもある赤い羽根共同募金も、昨年足立区は2位の町田市59万円の倍近い110万円を集めるなど評価が高い。
また、広報紙「さくら」に掲載する絵を描いた児童に、感謝状が贈られた。
2部の講演会では、郷土博物館学芸員の多田文夫氏が足立の歴史を講演。東京足立相撲甚句会(林太一会長)による「足立名所相撲甚句」、椿在住の「あべや」による津軽三味線の演奏が披露され、出席者は心豊かなひと時を楽しんだ。
【絵画掲載協力児童】佐藤葵(舎人)、森田将人(上沼田)、桑原拳人(皿沼)、上村峻也(鹿浜西)、林礼菜(栗原北)、椎名祐一郎(西伊興)、菅谷栞(西一)、皆木優花(足立入谷)、荻原麗奈(舎一)、阿部颯(古千谷)、長沼世菜(同)、近藤榛乃(伊興)、古橋美々里(東伊興)、坂入リリア(保木間)、保大夢(竹の塚)=敬称略。
写真=感謝状を贈られた児童たちと民生・児童委員ら