足立朝日

栗島中2年生  足立朝日で記者体験

掲載:2009年9月5日号
 栗島中学校(室木忠雄校長)2年生の千喜良(ちきら)巧平くん、千葉恭汰くん、田中大智くんが、8月27日と28日の午後、職場体験の一環として足立朝日新聞で記者体験をした。
 初日は丁度、足立区選挙管理委員会が、明るい選挙推進委員と共に区内4カ所の駅前で「投票啓発キャンペーン」を実施(詳細2面)。豆記者たちは炎天下の西新井駅で、同じく職場体験として選管で働き、今回のキャンペーンに参加した大学生や、同推進委員の姿を追い、区民の反応を観察した。
 さらに、委員の中に元足立区議会議長の中島勇さんの存在を知った3人は自主的に駆け寄り、区議会議員や議長時代の話も熱心に聴き取った。
 午後は町会・自治会連合会の有馬康二会長宅へ。
同連合会会長として活躍する様子を取材したが、その前向きで元気な姿に豆記者は圧倒された様子(詳細2面「人」欄)。有馬会長からは、戦争体験も聴き、「今は人生の基礎となる一番大切な時期。心身を鍛えて目標に一生懸命向かいなさい」とのアドバイスをもらい、プロサッカー選手を目指す3人は力強くうなずいた。
夕方、選管に寄り、江口由紀夫事務局長から今回の総選挙について説明を聴いた。歴史に残る選挙の一端を取材した3人は、難解な仕組みに戸惑いながらも、その重みを感じ取った。その後、近藤やよい区長の留守を守る長谷川勝美秘書課長と名刺交換。しっかりと「栗島中学校」の校名をPRした。
 翌日は足立区立郷土博物館で、現在開催されている「観光絵はがきの世界」について取材(詳細左記事)。多田文夫・学芸員に、職業に関する質問と併せ展示に関する話を聴いた。
 2日間の記者体験を終えた3人は、「初対面の人に質問するのは難しかったけれど、段々と楽しくなった」(千喜良)、「色々な人に会って、コミュニケーションは楽しいと感じた」(田中)、「選挙について全然知らなかったので勉強になった」(千葉)と、晴れ晴れとした笑顔で感想を話した。

写真=郷土博物館で多田学芸員を取材する(右から)千葉、千喜良、田中各記者