足立区では子ども施策3カ年重点プロジェクト推進事業「早寝・早起き・朝ごはん」を進めるため、「生活リズムリレー講演会」を開いている。
第1回目は「子どもの早起きをすすめる会」を立ち上げ、全国的に活躍している和洋女子大学の鈴木みゆき教授の「元気でかしこい子に育てるコツ!」。梅田学習センターで8月25日行われ、2時間弱の講演はユーモアを交え解り易く、子どもたちにとって早寝早起き、朝食がいかに大切かが話された。
アメリカの高校生は6割が夜11時前に寝るなど、日本は赤ちゃんから高齢者まで寝るのが遅いという。人の生体時計は約25時間だが、地球の周期は24時間でズレが生じ、そのズレをリセットしてくれるのが朝の光。脳が光を感じ生体リズムが地球リズムにリセットされる。生後4カ月ころから朝の光で昼夜の区別がつくようになるという。
また「メラトニン」という思春期まで第2次性徴の始まりを抑えるホルモンは、暗くないと出てこない。メラトニンの分泌は幼児期がピークで、明るかったり遅く寝ると分泌されず、早く成長してしまうため、女の子は初潮が早まったりする。 成長ホルモンも寝ている時に集中して出るので、小学生までは9時頃までに寝かせ、質の良い成長ホルモンを出しておくことが大切。
「子どもに朝は新聞を持ってくる、食器を並べる、夜はカギの確認や電気を消すなど役目を持たし約束ごとを決めるとよい」などのほか、夜のコンビニやファミレス、カラオケなどで子どもたちを見かけないよう、「親の意識、社会全体で夜子どもを見かけない街づくりをすることが大切」と講演された。
区のHPを見て参加した、0歳児を持つ西新井在住の父親は「すごく勉強になりました。あと2回の講演も参加します」と話した。
第2回目は10月7日(水)「天才脳にそだてよう」黒川伊保子先生・こども家庭支援センター。第3回は12月12日(土)「子どもの脳とこころとからだ」成田奈緒子先生・ギャラクシティ。いずれも就学前から小学生までの保護者、先着100人、無料、保育有り。申込み・問合せTEL3880・5266子ども家庭部子ども施策推進担当
写真=鈴木教授の手遊び体操で和やかな講演会

アメリカの高校生は6割が夜11時前に寝るなど、日本は赤ちゃんから高齢者まで寝るのが遅いという。人の生体時計は約25時間だが、地球の周期は24時間でズレが生じ、そのズレをリセットしてくれるのが朝の光。脳が光を感じ生体リズムが地球リズムにリセットされる。生後4カ月ころから朝の光で昼夜の区別がつくようになるという。
また「メラトニン」という思春期まで第2次性徴の始まりを抑えるホルモンは、暗くないと出てこない。メラトニンの分泌は幼児期がピークで、明るかったり遅く寝ると分泌されず、早く成長してしまうため、女の子は初潮が早まったりする。 成長ホルモンも寝ている時に集中して出るので、小学生までは9時頃までに寝かせ、質の良い成長ホルモンを出しておくことが大切。
「子どもに朝は新聞を持ってくる、食器を並べる、夜はカギの確認や電気を消すなど役目を持たし約束ごとを決めるとよい」などのほか、夜のコンビニやファミレス、カラオケなどで子どもたちを見かけないよう、「親の意識、社会全体で夜子どもを見かけない街づくりをすることが大切」と講演された。
区のHPを見て参加した、0歳児を持つ西新井在住の父親は「すごく勉強になりました。あと2回の講演も参加します」と話した。
第2回目は10月7日(水)「天才脳にそだてよう」黒川伊保子先生・こども家庭支援センター。第3回は12月12日(土)「子どもの脳とこころとからだ」成田奈緒子先生・ギャラクシティ。いずれも就学前から小学生までの保護者、先着100人、無料、保育有り。申込み・問合せTEL3880・5266子ども家庭部子ども施策推進担当
写真=鈴木教授の手遊び体操で和やかな講演会