足立朝日

模型造り盛況  ダンボールで蔵づくり   郷土博物館

掲載:2009年10月5日号
 4月のリニューアル以来、数々の参加型イベントを企画している郷土博物館。9月21日はダンボールを使った蔵の模型作りに、親子連れなど約30人が参加した。

 発案した職員の藤田茂輝さんが自ら試作し、組み立てやすいように設計。材料は全てリニューアル時に出たダンボールで、職場体験の中学生が事前にパーツ作りを手伝った。
 蔵の用途などの説明の後、藤田さんの指導で、子どもたちは接着剤を使って丁寧に組み立てた。星野裕子ちゃん(東加平小3年)は兄の健一くん(同6年)と参加。「前にゾウの赤ちゃんを作ったことある」とニッコリ。友達と3人で参加していた山田浩士郎くん(中川北小4年)は「貼り合わせるところが楽しい。たまに木でゲームを作る」。みんな大好きなものづくりに一生懸命だった。
 同館では夏休みの粘土ストラップ作りや、紙すきも子どもたちに好評だった。

写真=丁寧に組み立てる子どもたち