10月20日号で紹介した、西新井第一小学校校庭のバナナ。足立区でもついに南国フルーツが、と思いきや、衝撃の事実が判明。
なんとあの植物はバナナではなく正体は「バショウ」だった!
葉も花も実もバナナとそっくりだが、違う植物。花はバショウが黄色っぽいのに対しバナナは赤紫がかった色、実はバショウは下向きだがバナナは上向きになるなど、よく見ると違いがある。一番悲しい違いは、実が食用に適さないことかも? そもそもバナナはバショウ科バショウ属の中で食用種の総称なので、よく間違えられるという。
バショウの英名はジャパニーズバナナ。熱帯の植物だが、耐寒性があるので関東の露地でも育つ。バナナは10℃以下では枯れてしまうので(耐寒性のある背の低い種類もある)、温室でなければまずムリ。この辺りで屋外にある背の高いものは、ほぼバショウと思って間違いないようだ。ただ、実がなるのが珍しいのは確かなので、鑑賞の価値はアリ。

写真上=都市農業公園のバナナの実
写真下=和井田さん宅のバショウの実(花畑・和井田さん提供。庭で撮影)
都市農業公園・緑の相談員によると、足立区は昔からバショウが植えられている農家が多かったそうだ。
そして、バショウといえば、千住から奥の細道に旅立った松尾芭蕉。深川の芭蕉庵の庭に茂っていたことから、俳号をつけたと言われている。
足立区はやはり「バショウ」とは縁がある。ということで、お後がよろしいようで。

写真左=都市農業公園のバナナの木
写真右=西新井第一小のバショウの木
なんとあの植物はバナナではなく正体は「バショウ」だった!

バショウの英名はジャパニーズバナナ。熱帯の植物だが、耐寒性があるので関東の露地でも育つ。バナナは10℃以下では枯れてしまうので(耐寒性のある背の低い種類もある)、温室でなければまずムリ。この辺りで屋外にある背の高いものは、ほぼバショウと思って間違いないようだ。ただ、実がなるのが珍しいのは確かなので、鑑賞の価値はアリ。

写真上=都市農業公園のバナナの実
写真下=和井田さん宅のバショウの実(花畑・和井田さん提供。庭で撮影)
都市農業公園・緑の相談員によると、足立区は昔からバショウが植えられている農家が多かったそうだ。
そして、バショウといえば、千住から奥の細道に旅立った松尾芭蕉。深川の芭蕉庵の庭に茂っていたことから、俳号をつけたと言われている。
足立区はやはり「バショウ」とは縁がある。ということで、お後がよろしいようで。


写真左=都市農業公園のバナナの木
写真右=西新井第一小のバショウの木