中学・高等学校の男子校、足立学園(千住旭町)が創立80周年を迎え10月26日、日本橋のロイヤルパークホテルで記念祝賀会が盛大に開かれた。
北千住駅東口の学園通りにある同校は、昭和4年に「千住町に男子校を」との熱い想いから、南足立郡医師会長で教育会長の堀内亮一氏ら有志によって、「南足立中学校」「南足立商業学校」として創立。初代校長には東京帝国大学教授で大審院院長(現最高裁長官)の牧野菊之助氏が、異例の兼務で就任した。
「質実剛健」「有為敢闘」を校訓に、これまで3万人以上を輩出。有名大学への合格者数の確保や、運動部の活躍も目覚ましい。
お祝いに駆けつけた約250人を前に、松藤三彦理事長は「今、私学教育界では共学化が時代のすう勢だが、共学の良さを理解した上で、一番多感な時期に男らしく育ててやりたいとの理念から、伝統を守っている。これからも21世紀の新しい私学教育を担っていきたい」と挨拶した。
来賓を代表して、東京私立中学高等学校協会・近藤彰郎会長、日本私立中学高等学校連合会・吉田晋会長が祝辞を述べ、堀内亮一・初代理事長の孫の淳一氏が、代々上杉藩のご典医だったというエピソードを添えて、乾杯の音頭を取った。
写真=挨拶する松藤理事長

「質実剛健」「有為敢闘」を校訓に、これまで3万人以上を輩出。有名大学への合格者数の確保や、運動部の活躍も目覚ましい。
お祝いに駆けつけた約250人を前に、松藤三彦理事長は「今、私学教育界では共学化が時代のすう勢だが、共学の良さを理解した上で、一番多感な時期に男らしく育ててやりたいとの理念から、伝統を守っている。これからも21世紀の新しい私学教育を担っていきたい」と挨拶した。
来賓を代表して、東京私立中学高等学校協会・近藤彰郎会長、日本私立中学高等学校連合会・吉田晋会長が祝辞を述べ、堀内亮一・初代理事長の孫の淳一氏が、代々上杉藩のご典医だったというエピソードを添えて、乾杯の音頭を取った。
写真=挨拶する松藤理事長