弊紙でも紹介した、中央アジアのキルギス共和国で剣道を学ぶ人たちの会「水月クラブ」(スペランスキー・ヴラディスラフ会長)が、9月で発足から5周年を迎えた。
キルギスの剣士たちの指導にあたった渕二錬武会の小山子壽(ちかとし)さん(師範教士7段)は8月26日~9月18日にかけて、指導のほか5周年記念の催しに招かれた。04年と08年にも指導に訪れ、3度目の訪問となる。
9月5日に行われた5周年記念大会は、現地の日本大使館から優勝カップの寄贈や大使の祝辞が贈られ、多大な支援があった。
試合は、隣国カザフスタンの選手を交え、トーナメントの個人戦が展開されたほか、現地愛好家の合気道、居合道の演武、大江戸太鼓の演奏などで大いに盛り上がった。入賞者には、今年4月に来日して剣道1級を受審し合格して帰国した、シェルボトさんの姿があった。
記念大会に先立ち、3日には現地報道諸機関の合同記者会見も行われ、小山さんは、海外諸国で多くの剣道クラブが誕生し消滅する中で、この地『水月クラブ』が5周年を迎えた意義の大きさを語った。
また、予定外の市内学校2校から剣道についての課外授業の要請があり、小山さんは剣道の基本実技の披露や作法について説明した。その際、子どもたちから質問の多くの手が上がるのを見、剣道への関心の深さに意を強くしたという。
写真上=上=参加者一同。小山さん(前列中央)、井上広勝・2等書記官(右端)、飯塚裕一・臨時大使(立っている右から2人目)、柴田勉・2等書記官(左端)
写真下=出番を待つ選手

9月5日に行われた5周年記念大会は、現地の日本大使館から優勝カップの寄贈や大使の祝辞が贈られ、多大な支援があった。
試合は、隣国カザフスタンの選手を交え、トーナメントの個人戦が展開されたほか、現地愛好家の合気道、居合道の演武、大江戸太鼓の演奏などで大いに盛り上がった。入賞者には、今年4月に来日して剣道1級を受審し合格して帰国した、シェルボトさんの姿があった。

また、予定外の市内学校2校から剣道についての課外授業の要請があり、小山さんは剣道の基本実技の披露や作法について説明した。その際、子どもたちから質問の多くの手が上がるのを見、剣道への関心の深さに意を強くしたという。
写真上=上=参加者一同。小山さん(前列中央)、井上広勝・2等書記官(右端)、飯塚裕一・臨時大使(立っている右から2人目)、柴田勉・2等書記官(左端)
写真下=出番を待つ選手