足立区では若者の就労を支援するために、新たな取り組み「あだち仕事道場(訓練就労サポーター制度)」を始めた。
平成18年に「あだち若者サポートステーション(サポステ)」を設立し支援してきたが、今回はさらに強化。
区が区内サポーター企業を認定し、その企業でサポステが募集した訓練生と訓練生の指導を兼ねたサポステスタッフが仕事をし、就業の能力を高めようという試み。企業、就労支援事業者、行政の3者による取り組みは、全国でも例をみないという。
そのサポーター企業第1号に決まったのは、スーパーマーケット事業の株式会社カズン(本社=南花畑)。訓練生を受け入れるカズン関原店(関原2)の和久井現店長に、10月27日区役所で認定証が渡された。
前例がなく二の足を踏む社長を和久井店長が、「人に教えることで学ぶことができ、店員の勉強にもなるのでは」と口説き落としたという。訓練生たちは11月1日から3ヵ月間(最長6ヵ月)、駐車場整理やリサイクルボックス整理などの仕事をする。「どれだけ若者の力を引き出せるか。同じ目線でやっていきたい。他の事業所にも発展させていければ」と和久井店長。
店で一緒に従事するサポステスタッフの大成博之さんと福本匠さんの2人は先に店で訓練を受けており、サポート体制は万全。大成さんは「自信をなくしている若者が多い。自信をつけて次のステップに行ってほしい」と話す。
写真=意気込む和久井店長(右)とサポステのスタッフの大成さん
平成18年に「あだち若者サポートステーション(サポステ)」を設立し支援してきたが、今回はさらに強化。

そのサポーター企業第1号に決まったのは、スーパーマーケット事業の株式会社カズン(本社=南花畑)。訓練生を受け入れるカズン関原店(関原2)の和久井現店長に、10月27日区役所で認定証が渡された。
前例がなく二の足を踏む社長を和久井店長が、「人に教えることで学ぶことができ、店員の勉強にもなるのでは」と口説き落としたという。訓練生たちは11月1日から3ヵ月間(最長6ヵ月)、駐車場整理やリサイクルボックス整理などの仕事をする。「どれだけ若者の力を引き出せるか。同じ目線でやっていきたい。他の事業所にも発展させていければ」と和久井店長。
店で一緒に従事するサポステスタッフの大成博之さんと福本匠さんの2人は先に店で訓練を受けており、サポート体制は万全。大成さんは「自信をなくしている若者が多い。自信をつけて次のステップに行ってほしい」と話す。
写真=意気込む和久井店長(右)とサポステのスタッフの大成さん