11月24日、区役所で行われた定例記者会見で近藤やよい区長は、都税減収に伴う足立区の影響と対策について述べた。
東京都が11月5日に発表した今年度の都税収入見込みは、約1兆円の減収。足立区は自主財源が乏しく、歳入の44%を都区財政調整交付金に頼っている。
そのため影響額をマイナス60億円と予想していたが、さらに大幅に上回る100億円以上の減収予測となった。
近藤区長は「すでに走り出している事業は止めるのが難しい。予算精査で区独自の見直しを進める必要がある」。各所管の補助金についても、1つ1つ精査すると明言した。
今年度については詳細が明らかになり次第、1年前倒しで基金の取り崩しにより対応。来年度予算については抜本的な事業の見直しなどに着手し、節減や歳入の確保を図るという。
東京都が11月5日に発表した今年度の都税収入見込みは、約1兆円の減収。足立区は自主財源が乏しく、歳入の44%を都区財政調整交付金に頼っている。
そのため影響額をマイナス60億円と予想していたが、さらに大幅に上回る100億円以上の減収予測となった。
近藤区長は「すでに走り出している事業は止めるのが難しい。予算精査で区独自の見直しを進める必要がある」。各所管の補助金についても、1つ1つ精査すると明言した。
今年度については詳細が明らかになり次第、1年前倒しで基金の取り崩しにより対応。来年度予算については抜本的な事業の見直しなどに着手し、節減や歳入の確保を図るという。