足立朝日

ヤクルトOB招き 4遊技場組合が野球教室 小学生31チームが参加

掲載:2009年12月5日号
 パチンコ店などで作る千住・西新井・竹ノ塚・綾瀬の4遊技場組合が11月7日、平野グランドでヤクルトスワローズOB選手を招いて、野球教室を開いた。

 毎年地元へのお返しを込めて行っている社会貢献活動で、区内の小学生軟式野球31チーム(全97チーム中)120人を招待した。
 指導にあたったのは、元捕手でロッテ時代には伊良部投手や村田兆治投手の女房役を務めた青柳進選手と、五十嵐貴章選手、萩原多賀彦選手の3人。
 ウォーミングアップから始まり、技術的なことや心構えなどを丁寧かつユーモアたっぷりに教えてもらい、子どもたちは熱中。ベースの踏み方は「回るのが仕事じゃない、ベースを踏むのが仕事。端を踏んだら骨折する。必ず真ん中を踏む!」という青柳選手の注意を、懸命に実践する姿があった。お待ちかねのバッティングでは「軸足の内側に力をためる。ひきつける」とコツが伝授された。
 足立ポップスの選手は「よくわかる。監督とは違うことを教えてくれる」、女子チーム・足立フレンズの選手は「いろいろ知らないことがわかった」、と貴重な体験に生き生きとした笑顔を見せた。

写真=青柳選手の手元に真剣に見入る子どもたち