足立朝日

手軽で栄養満点  朝ごはんコンクール  優秀賞は元宿幼稚園

掲載:2010年1月5日号
 「早寝早起き朝ごはん」を推進する協働事業「朝ごはんコンテスト&シンポジウム」が昨年11月、梅島第一小学校(梅島3)体育館で開かれた。主催は足立区とNPO法人日本教育総合振興会足立支部(髙田一雄代表)。
 朝ごはんは成長期の子どもの学力や体力を左右することから重要性が叫ばれている。団体推薦、一般公募の5チームが、忙しい朝に手軽に作れて、「ま・ご・た・ち・は・や・さ・し・い」(※)の食材を使った栄養バランスのいい、アイデアメニューを競い合った。
 出場したのは元宿幼稚園、五反野保育園、中島根小学校保護者、第四中開かれた学校づくり協議会家庭教育部会、小学校PTA連合会。各チームによるプレゼンテーションの後、来場者5人を含む10人の審査員が別室で試食し、手軽さ、見た目、テーマ食材の活用、味、ネーミングを審査した。
 いずれも工夫を凝らした力作そろいだったが、元宿幼稚園のおもちを使った「腹モッチ~いいすぅぷ」「柿ヨーグルト」が優秀賞に選ばれた。
※ま=豆・豆製品、ご=ごまなど種実類、た=卵、ち=チーズなど牛乳・乳製品、は=わかめなどの海藻類、や=野菜・果物、さ=魚・肉類、し=しいたけなどのきのこ類、い=いも類。(栄養士が提唱する必要な栄養素を含む食材)。

優秀賞の元宿幼稚園の「腹モッチ~いいすぅぷ」と「柿ヨーグルト」のレシピ
●「腹モッチ~いいすぅぷ」

①おもちを3~4mmほどの厚さに切る。
②フライパンに切ったおもちを並べて弱火で焼く。
③キャベツ、ニンジンは細切り。ジャガイモはさいの目切り。シメジは食べ易い大きさにほぐす。ウインナーは半分にしてお好みでタコさんに切る。
④鍋にサラダ油(大さじ1)を入れ、野菜を炒め、油がなじんだきたところに、水(900ml)を加えて煮立たせ、コンソメスープの素を2個入れる。浮いてくるアクをすくい取り、塩・コショウで味を調える。
⑤鍋にタコさん切りしたウインナーと焼いたおもちを加える。
⑥仕上げに青のり・粉チーズ・うずらの卵・プチトマト・白ゴマを加え。うずらの卵が固まってきたら火を止める。
●「柿ヨーグルト」
①柿は食べ易い大きさに切る。
②柿の上にプレーンヨーグルトをかける。