足立朝日

地域と学校の協働を語り合う   六月中・保木間小・中島根小

掲載:2010年1月5日号
 六月中学校で昨年11月、ガッチュウフェスティバルが開かれた。
 3校の開かれた学校づくり協議会の連携事業で、中島根小学校(櫻井忠義会長)、保木間小学校(澤田栄介会長)、六月中学校(芦川一男会長)が共催。模擬店やバザーの出店、子どもたちの演奏やダンスが披露された。

 その中で「地域と学校との協働」についてのパネルディスカッションが行われ、学校関係者や保護者、近隣学校長ら120人以上が参加した。
パネラーとして、区教育委員会から高井正・学校地域連携係長と村上正彦・青少年担当係長を招き、家庭教育部会の食育、放課後こども教室、サタデースクールなどの学力向上への取り組みについて、発表や意見交換がされた。
 食育については、中島根保育園が取り組みを紹介。「早寝早起き朝ごはん」ができたらシールを貼ることで、子どもたちが素直に実践するようになったことを報告した。
 まとめは六月中学校の芦川会長が、「足立区ボーイスカウト・ガールスカウト協議会」会長として得た教訓として、「子どもたちを預かり、みんなで教育に関わっていくためには、地域の指導者も学習が必要」と説いた。

写真=パネルディスカッションを熱心に聞く参加者たち