超人シェフによるスーパー給食が1月20日(水)、青井中学校(太田房子校長)で行われた。
足立区が進める「おいしい給食日本一」事業の一環で、区内校の栄養士や調理師に一流料理人の技術や知識を直接体験してもらい、スーパー給食のレシピを区内小中学校で共有する取り組み。昨年から始めて3校目だが、中学校は全国でも初。
中学生の給食に挑戦したのは、メディアでも活躍中の「新宿割烹 中嶋」店長で超人シェフ倶楽部会長・中嶋貞治氏と、「加賀料理 杉の家 やまぐち(川崎市)」店長で同会メンバーの山口利和氏の2人。
メニューは鮭と椎茸の混ぜご飯、和風ミートグラタン、粕汁の和食3品。苦手な子が多い豆やしいたけなどの食材も、工夫して使われた。
シェフと一緒に給食を楽しんだ1年生54人は、「グラタンが一番おいしい!」「いつも食べているのと全然違う」と大満足の笑顔。中嶋氏からグラタンに豆が入っていると聞かされ、「うそ!」と驚く生徒や、シェフとパックの牛乳で乾杯するほほえましい光景も。
「体ができている人と育ちざかりは違うので、バランスを考えた。色とりどりなのをはずさなければ大丈夫」と中嶋シェフ。足立区出身で大谷田在住の山口シェフは、区内中学に通う娘さんと「嫌いなものは目につかないように食べさせるといいね、と話していた」という。2人のシェフが口をそろえるのは、料理の温度。「温かいものは温かく食べさせたい。ダシをしっかりとっても、冷めると美味しくなくなる」。「結局、濃い味付けで作ることになり、旬の食材も使わなくなる」。
同校は区内で唯一、ガス式の炊飯器3台があり、この日の炊き込みご飯もほかほかで教室に届けられた。だが全教室分には足りず、普段は学年ごとに交代で使っているという。日本一の給食には、設備面などまだ課題が多いようだ。

写真=山口シェフ(左)、中嶋シェフに、おいしい笑顔で応える生徒たち=青井中で
足立区が進める「おいしい給食日本一」事業の一環で、区内校の栄養士や調理師に一流料理人の技術や知識を直接体験してもらい、スーパー給食のレシピを区内小中学校で共有する取り組み。昨年から始めて3校目だが、中学校は全国でも初。
中学生の給食に挑戦したのは、メディアでも活躍中の「新宿割烹 中嶋」店長で超人シェフ倶楽部会長・中嶋貞治氏と、「加賀料理 杉の家 やまぐち(川崎市)」店長で同会メンバーの山口利和氏の2人。
メニューは鮭と椎茸の混ぜご飯、和風ミートグラタン、粕汁の和食3品。苦手な子が多い豆やしいたけなどの食材も、工夫して使われた。
シェフと一緒に給食を楽しんだ1年生54人は、「グラタンが一番おいしい!」「いつも食べているのと全然違う」と大満足の笑顔。中嶋氏からグラタンに豆が入っていると聞かされ、「うそ!」と驚く生徒や、シェフとパックの牛乳で乾杯するほほえましい光景も。
「体ができている人と育ちざかりは違うので、バランスを考えた。色とりどりなのをはずさなければ大丈夫」と中嶋シェフ。足立区出身で大谷田在住の山口シェフは、区内中学に通う娘さんと「嫌いなものは目につかないように食べさせるといいね、と話していた」という。2人のシェフが口をそろえるのは、料理の温度。「温かいものは温かく食べさせたい。ダシをしっかりとっても、冷めると美味しくなくなる」。「結局、濃い味付けで作ることになり、旬の食材も使わなくなる」。
同校は区内で唯一、ガス式の炊飯器3台があり、この日の炊き込みご飯もほかほかで教室に届けられた。だが全教室分には足りず、普段は学年ごとに交代で使っているという。日本一の給食には、設備面などまだ課題が多いようだ。

写真=山口シェフ(左)、中嶋シェフに、おいしい笑顔で応える生徒たち=青井中で