足立朝日

加賀中と六月中 職業人の話を聞く会

掲載:2010年3月5日号
 足立区には中学1年次から生徒たちに「働くとはどのようなことか」を考えさせている中学校がある。2月9日には加賀中学校(渡邊弘行校長)、12日には六月中学校(池田敦彦校長)で「職業人の話を聞く会」が開かれ、足立朝日新聞もまた、地域社会貢献の一環として記者講師を派遣した。
【加賀中学校】今年3回目を迎える同会の講師は(写真前列左から)藤浦統(おさむ)さん(株式会社JTB法人東京/教育第二事業部)、谷田川弘一さん(志村消防署成増出張所)、川﨑裕香(ゆか)さん(博慈会総合記念病院腹部外科看護師)と足立朝日新聞記者。川﨑さんは同校の保護者、谷田川さんはOB、藤浦さんは同校修学旅行の営業担当者という縁。
 教員の指導のもと、講師誘導、挨拶の言葉、司会全てを生徒の手で行う同校方式で、会はスムーズに進行。生徒たちは、各講師から業務内容・喜びや苦労・アドバイスなどを熱心に聴き取った。
【六月中学校】同校初の会には、以下の15人の講師が参集。(写真前列左から)仲間圭佑さん(扇こころ保育園保育士)、斎藤弥太郎さん(精肉店経営)、糸久直美さん(竹の塚明生苑ケアマネジャー)、樋口美樹子さん(グループホーム竹/介護福祉士)、小元桂祐さん(竹の塚明生苑六月/介護福祉士)、三上厚守さん(生花店経営)、(写真中列左から2番目より)徳留壽一さん(麻布消防署長)、前田裕美子さん(獨協医科大看護師)、大和地誠さん(日本通運次長)、松田隆さん(土木工事現場監督)、田口桂子さん(薬剤師)、村田勇喜さん(西新井警察署係長)、(以下写真含まず)遠藤常二郎さん(弁護士)、岩瀬正史さん(吉田接骨院院長)、足立朝日新聞記者。
 同校も教員の指導により、生徒がそれぞれの役割を誠実に担当。生徒全員が、講師の目をしっかりと見ながら話を聞いた。講演後には、教員と講師が意見交換をし、次回へのステップアップを図った。





写真=上/加賀中ゆかりの講師を迎え、緊張が解ける(後列左から)鶴谷主任、中里主任、古市教諭、益子副校長 下/初めての行事成功で安心する六月中の(中列左)高橋副校長、(同右端)茶畑教諭、(後列左より)大迫主幹、新田主任教諭、江上講師、江熊主幹、安藤教諭、岡田教諭、千葉主幹