足立朝日

妙義龍 初場所で 負傷し休場

掲載:2010年3月5日号
 境川部屋の妙義龍(23)は、十両となって初土俵の一月場所2日目の取り組みで負傷し、3日目から休場。前十字じん帯断裂により手術を受け、2月に退院したという。
 佐田の富士の昇進報告会で境川親方は「初日は調子よく勝てたので、これはいけるなと思っていたんですけどね」と心境を語った。同じ負傷から復活したバンクーバー五輪フィギュアスケート銅メダリスト・高橋大輔選手の活躍に、おかみさんと共に弟子の姿を想い重ねていたと言う。
 「けがは完治しない。リハビリをしっかりやって、筋肉で補強するしかない。彼は、心根のしっかりした人間なので、時間はかかるだろうが、やってくれると思う」と弟子へのエールを込めた。