足立朝日

　華園（はなぞの）夢乃さん（千住旭町在住）が家元の華園流「新春の集い」が２月21日（日）、浅草ビューホテルで開かれた。
　華園さんは舞踊の振り付けや指導で、幅広く活躍している。山形、新潟、大阪、台湾などに支部があり、２００人の弟子を抱える。この日は芸能関係者や弟子など約１７０人が出席。舞踊の集いらしく、和服姿の女性が多く華やかな会となった。
　冒頭で家元が新内枝（しんないし）幸太夫さんの唄で、流歌「歳華の夢」の舞を披露。華園流の若い男性グループ・夢組が彩りを添えた。
　華園さんは「この場所で３月３日に創流して17年。どうなるかと思っていたが、ここにこうして戻ってこれた」と感激の挨拶。昨年は「龍馬ありて」の振付を担当し、夢組
のデビュ
ー曲「土佐の風雲児～坂本龍馬」も手がけた。それに加え、今年新たに美空ひばりの「龍馬残影」の振り付けが決まったことを報告。「龍馬を３つもできて幸せ。今年は龍馬のように頑張っていきたい」と語った。



写真＝舞を披露する家元・華園夢乃さん（右）と夢組＝浅草ビューホテル