シアター1010で全3回行われた日本脚本アーカイブズ倶楽部主催の「てら脚本塾特別講座」が3月6日(土)、大盛況のうちに幕を閉じた。
最終回の講師は日本放送作家協会理事長の市川森一氏。モンテカルロテレビ祭でベスト・シナリオ賞を受賞した同氏の作品「幽婚」を試写後、「眠りながらドラマを書く方法」をテーマに講演。中世時代の高貴な人々が食事を摂らずに寺に籠り、うつらうつらとした状態で見る夢のお告げなどを例にとり、夢分析による「もう一人の自分」の発見や、「ファンタジーとの出合い」が想像力の啓発になると話した。
写真=市川森一氏
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