足立朝日

青年海外協力隊 足立区から 3人出発

掲載:2010年4月5日号
 青年海外協力隊とシニア海外ボランティアの3人が、出発前の3月15日(月)、区長を表敬訪問した。
 浅田満知子さん(辰沼)は、前回シニアボランティアとして、ブラジルで継承日本語教育を支援する活動に参加。今回はインドネシアの国立大学で、日本語教育の指導者として赴任する。「日本語教育の新たな一面を発見できるのでは」。
 大谷仁子さん(一ツ家)は、保育園での勤務経験を活かして、カンボジアの幼稚園教育養成学校に派遣。「子どもたちがたくさん笑顔になれる環境づくりを心がけたい」。
 南部嘉美さん(島根)は、旅行先のアジアや南米で貧困を目の当たりにしたことから、旅行会社勤務の経験を活かして何かできないかと応募。キルギスのナリン州政府で、観光に関する調査や観光戦略作りを行う。「日本ツーリストとキルギスの架け橋になりたい」。
 それぞれが夢と抱負を語り、派遣国に旅立った。

写真=左から、南部さん、近藤区長、大谷さん、浅田さん=区役所で