足立朝日

初の「中学生駅伝大会」 足立区が男女とも「準優勝」

掲載:2010年4月5日号
 第1回中学生「東京駅伝」大会(主催=東京都教育委員会)が3月21日(日)に晴海埠頭(中央区晴海5丁目)で行われ、足立区が男女ペア「準優勝」を果たした。
 明け方の暴風雨で開催が危ぶまれた中、大会時間には晴れ模様。女子は23区、26市、瑞穂町の50チーム、男子はそれに大島町を加えた51チームの2年生が参加。女子は第1走者から第10走者まではそれぞれ1・5㎞、以降第16走者までは2・5㎞、男子は第1走者2・195㎞、第2走者から第9走者までは2㎞、以降第17走者までは3㎞の距離をたすきで繋ぎ、男女合計でのタイムを競った。
 女子は走行順に第十四、第一、江北、栗島、花畑北、東綾瀬、西新井、伊興、千寿桜堤の16人。男子は東綾瀬、千寿桜堤、第十四、西新井、第十一中、第十二中、蒲原、第九、上沼田、渕江の17人。男女計9人の補欠選手も控えた。男女とも、選抜選手の所属部活は陸上のみならずバスケット、サッカー、水泳など多彩。中にはコンピュータ部員もいて、解説の元オリンピックマラソンランナーの瀬古利彦さんや増田明美さんを喜ばせた。
 足立区の迫力ある力走は、優勝の町田市に匹敵。足立区教委やPTA連合会なども幟(のぼり)や横断幕を備えて大声援を送った。
 表彰式では、総監督の田本登喜雄・第四中学校校長が、瀬古さんから賞状とトロフィーを贈られ、足立区メンバー一同、歓喜の声を上げた。


写真=上/喜びの足立区女子選手(上)と男子選手