
「歴史、文化、食で、町おこしの千住名物を作ろう!」と、NPO千住文化普及会の櫟原(いちはら)文夫理事長と(有)J&Cコアの杉浦謙治社長(あだち異業種交流会会員)が発案した。文化普及会は先月、灸治院跡地に念願の説明板を設置、その説明板を製作したのが、グラフィックデザインやセールスプロモーションを手がけるJ&Cだ。
杉浦さんがこの話を、和菓子店「ひので家」を営む和菓子職人の毛塚孝さんに持ちかけたところ、「和菓子屋さんのカステラ」作りが夢だったことから、二つ返事でOK。3人のタッグで、夢の新商品が誕生した。
日頃から素材にこだわる毛塚さんが生み出したのは、無添加の米粉カステラ。米粉は空気を含みにくいため普通は膨張剤を使うところを、発酵バターをたっぷり入れることでふっくらさせることに成功。さらに生地に混ぜ込んだ白あんが、しっとり感を実現。まるでシフォンケーキのような軽さで、しっとりふっくらした独特の食感の後にバターの風味がほんのり感じられ、龍馬への一途な愛に生きた佐那にまさにピッタリの一品。
キャッチフレーズには「カステラ好きの竜馬に、佐那が愛情を込めて千住で作ったカステラ」という甘~い創作エピソードも。佐那とともに龍馬に想いを馳せながら、お茶のひと時にいかが?

「プレーン」のほかに、細かくした桜の葉を生地に練りこんだ「桜」、さっぱりいただける「抹茶」がある。希望小売価格は1本850円(税込み)。
ご贈答にピッタリな箱入り3本セット(2800円)もある。組み合わせ自由。
【取り扱い店】
▼御菓子処「ひので家」
(千住旭町24-9TEL3882・6455)、営業時間=午前10時~午後7時
半、火曜定休 ★5月末まで、「ひので家」限定・特別価格(750円)で販売中!▼千住お休み処「矢立茶屋」(千住河原町29-5TEL3882・0451)、営業時間=午前9時~午後5時、水・木曜定休▼日本茶カフェ&和陶器ギャラリー「茶翁」(北千住マルイ地下1階TEL4376・5062)、営業時間=午前10時半~午後8時、定休日はマルイに準ずる。
*矢立茶屋と茶翁は予約販売
*販売・取り扱い店募集中 連絡先TEL090・8033・9245杉浦

写真=上/米粉の新食感カステラ
中/箱入り3本セット
下/こののぼりが目印