赤ずきんちゃん? それとも、宮崎アニメのカオナシみたい?
このキャラクターの名前は「ビュー坊」。愛らしい子どもの姿で掃除していたり、花を持っていたり、自転車に鍵を2つつけたりするしっかり者だ。
足立区が進める「ビューティフル・ウィンドウズ(BW)運動」のPRロゴとして誕生した。デザインしたのは東京藝術大学美術学部デザイン科2年の仲沢瑞穂さんと田谷佳織さん。NPO法人千住藝術村の加賀山耕一代表のコーディネイトで、区からシンボルマークの依頼を受けて考えたデザインの中から生まれた。
「ビュー」には「ビユーティフルのビュー」と「View(ビュー)=見ること・見る力」の意味が込められている。
2人が最初にBW運動に対して持った印象は、「活動が広範囲で、名前から想像しにくいと思った。何をする活動か、区民の人にもわかりやすく伝えることを意識した」と仲沢さん。そこで、キャラクターに何かをさせることで、活動のイメージを具体化。活動を知らない幅広い年齢層も意識し、「子どもに見られて恥ずかしくない行動を、という気持ちをこめた」と田谷さん。
四角い窓からビュー坊が「コドモもみてるよ」と、あどけない笑顔で犯罪防止を呼びかけている。
《メモ》ビューティフル・ウィンドウズ運動
「割られた窓を放置しておくと割られる窓が増え、犯罪につながる」という「ブロークン・ウィンドウズ理論」を倣(なら)った足立区独自の運動。放置自転車や歩行喫煙を禁止し、花と緑を増やして美しいまちのイメージを作ることで、犯罪を起こしにくくしようというもの。

写真=上/ビュー坊をデザインした仲沢瑞穂さん(左)と
田谷佳織さん=東京藝大美術学部前(上野)で
下/ビューティフル・ウィンドウズのキャラクター「ビュー坊」
このキャラクターの名前は「ビュー坊」。愛らしい子どもの姿で掃除していたり、花を持っていたり、自転車に鍵を2つつけたりするしっかり者だ。

「ビュー」には「ビユーティフルのビュー」と「View(ビュー)=見ること・見る力」の意味が込められている。
2人が最初にBW運動に対して持った印象は、「活動が広範囲で、名前から想像しにくいと思った。何をする活動か、区民の人にもわかりやすく伝えることを意識した」と仲沢さん。そこで、キャラクターに何かをさせることで、活動のイメージを具体化。活動を知らない幅広い年齢層も意識し、「子どもに見られて恥ずかしくない行動を、という気持ちをこめた」と田谷さん。
四角い窓からビュー坊が「コドモもみてるよ」と、あどけない笑顔で犯罪防止を呼びかけている。
《メモ》ビューティフル・ウィンドウズ運動
「割られた窓を放置しておくと割られる窓が増え、犯罪につながる」という「ブロークン・ウィンドウズ理論」を倣(なら)った足立区独自の運動。放置自転車や歩行喫煙を禁止し、花と緑を増やして美しいまちのイメージを作ることで、犯罪を起こしにくくしようというもの。

写真=上/ビュー坊をデザインした仲沢瑞穂さん(左)と
田谷佳織さん=東京藝大美術学部前(上野)で
下/ビューティフル・ウィンドウズのキャラクター「ビュー坊」