足立朝日

続報「中村健佐」が父と共演 6月11日(金)津田ホールで

掲載:2010年5月5日号
 前号で紹介したプロ・ストリートミュージシャン、アルトサックスプレイヤーの中村健佐(けんすけ)が、6月11日(金)午後7時から津田ホール(JR千駄ヶ谷駅前)で、テノール歌手中村健(たけし)とジョイントコンサートを行う(全席自由4000円)。
 二期会オペラを中心に、52年にわたりテノール歌手として歩んできた中村健は、実は健佐の父。さらに、亡母もまたソプラノ歌手という家庭環境に育ちながらも、全く異なる職に就いた健佐が、ホンダの研究者としての職を投げ打ち、音楽の道に進んだのは必然であったのかもしれない。
 「父とのジョイントコンサートには、特別な思いがあります。『78歳で現役の〝父〟と、40歳からの音楽家である〝せがれ〟 』という組み合わせで、今実現できることに感謝しています」と健佐。
 コンサートは3部構成。まずは父が日本の童謡などを、続いて息子がCDの持ち曲の演奏を、最後に2人でクラシックやポピュラーの曲を共演する。
 同コンサートを記念して、中村健佐から足立朝日読者2名に、バラードの最新作CD「ユア・ストーリー」をプレゼント(応募方法は4面プレゼント欄参照)。チケット申込みはKCミュージック。
EメールTEL3877・8519

写真=共演を喜ぶ中村親子=健佐の実家で