
同大学の千住キャンパス(千住桜木2丁目)が今年4月に開設したことから、区と大学との連携事業として今回初めて企画。小動物との触れ合いを通じて命のぬくもりを学ぶと同時に、大学生との異世代間交流によりコミュニケーション能力や社会性を育成しようというもの。
上野原キャンパスにあるこども学部こども学科・花園誠准教授と、動物介在教育研究会の学生19人が協力。2年生約60人が体育館で、ハムスター、モルモット、ウサギなどの動物と触れ合った。
トカゲコーナーには、日本で良く見かけるニホンカナヘビと、オーストラリア産のフトアゴヒゲトカゲの2種類のトカゲが登場。「小さい頃から飼っているから、触っても大丈夫」とのお姉さんの説明に、フトアゴヒゲトカゲの背中を恐る恐るなでた子どもたちは「トゲトゲして痛い」とビックリ。ウサギのコーナーでは「耳は体温調節する大事なところだから、絶対に触らないように」と注意を受けてから、膝の上に乗せて重さに驚いていた。
校庭ではイヌの障害物競技などが披露され、子どもたちは目を輝かせていた。
写真=学生の指導でフトアゴヒゲトカゲに触る2年生=千寿桜小学校で