
この地域は、木造住宅密集地域に加え高層建築物も多いことから、防災に力を注ぎ毎年開催している。防災意識と行動力、自主救護能力の向上を図り、災害時の相互協力体制を確立するのがねらい。区災害対策課、建築課、西新井消防署、同消防団第5、6分団、同災害時支援ボランティア、竹の塚警察署、日本防災士会足立区支部、伊興区民事務所、第十四中教職員、中学生消火隊など生徒ボランティアが協力参加した。
住民たちは町会・自治会ごとに分かれて、それぞれの集合場所から訓練を開始。消火器の設置場所や危険個所を確認後、同じコースの団体と合流して校庭に集まった。雨のため、救護訓練などは全て体育館で実施。けが人の応急手当やAEDの救護訓練、耐震工事相談、生徒たちによる非常食の炊き出しも行われた。
写真=発砲スチロールや段ボールを使って、倒壊したブロック塀の怖さを体験=避難途中の路上で