足立の製造業のシンボルができた。あだち異業種交流会「未来クラブ」が考えた「足立ものづくりキャラクター」のつくるくん、つくみちゃん、ゆめぞう。それに、伝統工芸士たちが協力して作った、キャラクターをご神体とする木彫りの「足立ものづくり神社」がそれだ。

この企画は、一昨年秋の「A-Festa―あだちものづくりフェスタ」の会場での雑談からスタート。「未来クラブ」の丸山寛治代表(65)=安心堂会長=や南花畑在住の木彫刻師・三本杉正治さん(72)らが「何か足立のものづくりのシンボルになるようなものが欲しいね」と意気投合。その後の集まりでは「区にも色々キャラクターがあるけど、皆肖像権などの〝しばり〟があって使いづらい。子どもに愛される可愛いフリーのキャラクターを考えようよ」と話がまとまった。
「可愛い!」と子どもたちが命名
キャラクターは、丸山代表の知人の工業デザイナーの娘さんが描いたが、「可愛い」と評判になり、今年1月に千寿本町小で行われた「あだち子どもものづくりフェスタ」に出品、700人の児童たちの投票で名前を決めた。
また、お賽銭(さいせん)箱付の「足立ものづくり神社」は、辰沼在住の江戸指物師・飯岡一夫さん(65)が心を込めて作り、ご神体は、前述の三本杉さんが製作。
キャラクターグッズも
「神社」は、6月19日(土)、20日(日)に北千住の東京芸術センターで行われた「足立伝統工芸品展」で初お披露目された。
丸山代表は、「キャラクターをイメージしたお菓子を作るなど、グッズを作る動きがある。これが新しいものづくりにつながれば最高。また、投票してくれた子どもたちが、足立のものづくりに興味を持ち、将来、足立のものづくりの世界で活躍してくれればうれしい」と夢を広げている。
【問合せ】 TEL3896・6181安心堂


【メモ①】キャラクターのモデル=「ゆめぞう」は丸山代表を、「つくみちゃん」はマイクを持つケーブルテレビアナウンサーを、「つくるくん」はドライバーなどを持ち足立のものづくりを担う子どもをイメージ。
【メモ②】足立区の異業種交流会=イコー会、風大地、オンリーワン、未来クラブがあり、それぞれ地元企業の社長たちが集まって足立区の経済や産業の発展を願い日々、活動している。HP

写真=上/左から「つくるくん」「つくみちゃん」「ゆめぞう」
中1/高さ58㎝、幅36cmの「足立ものづくり神社」
中2/ご神体と三本杉さん
下/神社の前で握手する丸山代表(左)と飯岡さん

この企画は、一昨年秋の「A-Festa―あだちものづくりフェスタ」の会場での雑談からスタート。「未来クラブ」の丸山寛治代表(65)=安心堂会長=や南花畑在住の木彫刻師・三本杉正治さん(72)らが「何か足立のものづくりのシンボルになるようなものが欲しいね」と意気投合。その後の集まりでは「区にも色々キャラクターがあるけど、皆肖像権などの〝しばり〟があって使いづらい。子どもに愛される可愛いフリーのキャラクターを考えようよ」と話がまとまった。

「可愛い!」と子どもたちが命名
キャラクターは、丸山代表の知人の工業デザイナーの娘さんが描いたが、「可愛い」と評判になり、今年1月に千寿本町小で行われた「あだち子どもものづくりフェスタ」に出品、700人の児童たちの投票で名前を決めた。
また、お賽銭(さいせん)箱付の「足立ものづくり神社」は、辰沼在住の江戸指物師・飯岡一夫さん(65)が心を込めて作り、ご神体は、前述の三本杉さんが製作。

キャラクターグッズも
「神社」は、6月19日(土)、20日(日)に北千住の東京芸術センターで行われた「足立伝統工芸品展」で初お披露目された。
丸山代表は、「キャラクターをイメージしたお菓子を作るなど、グッズを作る動きがある。これが新しいものづくりにつながれば最高。また、投票してくれた子どもたちが、足立のものづくりに興味を持ち、将来、足立のものづくりの世界で活躍してくれればうれしい」と夢を広げている。
【問合せ】 TEL3896・6181安心堂


【メモ①】キャラクターのモデル=「ゆめぞう」は丸山代表を、「つくみちゃん」はマイクを持つケーブルテレビアナウンサーを、「つくるくん」はドライバーなどを持ち足立のものづくりを担う子どもをイメージ。
【メモ②】足立区の異業種交流会=イコー会、風大地、オンリーワン、未来クラブがあり、それぞれ地元企業の社長たちが集まって足立区の経済や産業の発展を願い日々、活動している。HP

写真=上/左から「つくるくん」「つくみちゃん」「ゆめぞう」
中1/高さ58㎝、幅36cmの「足立ものづくり神社」
中2/ご神体と三本杉さん
下/神社の前で握手する丸山代表(左)と飯岡さん