足立朝日

お花と笑顔が満開 五反野保育園で出前花育塾

掲載:2010年6月20日号
 北足立市場が食育事業の一環として2年前から行っている出前花育塾「花を愛でる会」が6月9日(水)、区立五反野保育園(菅野文子園長)で開かれた。
 花とのふれあいを通じて花を愛でる心、命を大事にする気持ちなどを育てようというもので、今回で6回目の開催。今回は保護者参観日に合わせ、4~5歳児約50人と保護者約30人による初の親子参加となった。
 「お花がわらった 親子でわらった」をテーマに、石黒裕美氏の指導で1人1つのフラワーアレンジメントに挑戦。切り花は、(株)第一花き(松本喜勝社長)を中心とする北足立市場協会と北足立花き事業協同組合が提供した。
 牛乳パックのバスケットに、ひまわりやトルコキキョウなどの花を丁寧に挿して完成させると、子どもたちはニッコリ。満足の出来栄えに、「お友達にあげたい」という子も。娘さんと参加していたお母さんは「普段家ではやらないけど、子どもと一緒だと楽しいですね」と声を弾ませていた。
 最後に(有)ケイエフジー・川村生花店の川村恵三社長が、「切り花は強い日差しや風に弱い。古い水を捨てて新しい水を足すと長持ちする」などアドバイス。子どもたちからはお礼に歌がプレゼントされた。


写真=完成したフラワーアレンジメントに笑みがこぼれる=五反野保育園で