
島田篤さんは区内小学校勤務。ニカラグア共和国の小学校で、チーム・ティーチングの手法で算数の指導をする。
大学時代に先輩の派遣先グアテマラを訪れ、日本で暮らしていた自分の価値観で計れないものに気付かされたことがきっかけとなった。現地ではスペイン語を使う。「日本のやり方を押しつけず、現地の人に合うものを作り上げていきたい」。6月21日(月)に出発する。
宮坂智夏さんは区内の都立高校勤務。中国温州市の中高一貫の外国語学校で、第2言語として日本語を教える。国語と日本語は違うため、日本語指導のために新たな資格を取り直したという。
北京で3週間北京語を訓練してから赴任するが、「方言があるので聞き取りは不安だが、こちらが話す北京語はわかってもらえるそうなので、頑張ります」。出発は6月28日(月)。
写真=区長(中央)を挟んで島田さん(左)と宮坂さん。両端はJICA職員=区役所で