
夜間中学校は、都内に8校。スポーツ大会は年3回、バレーボール(6月)、陸上(10月)、バスケットボール(12月)があり、この全校が参加する。
第四中夜間学級は、都内最大数の105人の生徒が在籍し、最高齢は74歳。
今回は、多数の希望者の中から選出したAB2チーム(1チーム6人)が、交代で出場した。平均年齢は18歳で、三郷のサッカーのクラブチームに所属している生徒が多く、パワーもやる気も満々。
大会の3週間ほど前から、午後8時55分までの授業の後や体育の時間を使って、上田嘉重監督の下で練習を重ねた。
決勝で当たったのは、昨年敗れた世田谷区三宿中学校夜間学級。三宿は第四中が勝利を逃した2年間の優勝校で、まさに因縁の対決となった。
家族ら応援団の熱い声援の中、見事雪辱を果たした。
写真=応援団に囲まれて喜びの記念写真。ユニフォーム姿が選手たち=大田区立糀谷中学校体育館で