足立区立第十四中学校(塚原洋校長/西竹の塚1丁目)2学年の加藤颯真さん、坂本峻さん、中嶋澪さんが6月30日、職場体験の一環として足立朝日で記者体験をした。
まずはじめに3人は、社会福祉法人つくしの郷(米山泰志理事長)が運営するハーモニー竹の塚第3(宮幸平施設長)を訪問。米山理事長が同法人を立ち上げた理由やその思い、具体的な運営内容などについて取材した。
現在、足立区には身体・知的・精神に障がいをもつ区民が約3万人在住。家庭の事情や本人の希望で自立したくても、障がいを理由に部屋を貸してもらえない例や、就業できない例を見聞きして、米山理事長は一念発起。猛勉強の末、社会福祉士の資格を取得し、社会福祉法人つくしの郷(本部=足立3-7-16)を立ち上げた。理解ある協力者たちから土地と建物を借り上げ、都や区から改装費を得て、ハーモニー第3のように、入居者が我が家に思えるような共同生活援助施設(障がい者のグループホーム)にリフォーム。個々の希望に合う支援計画を作成して、きめ細やかにサポートしている。
中学生記者から「大変なこと」を問われた介護福祉士の園田見奈さんは、「大変というよりも、利用者の皆さんから大切なことを沢山教えていただいていることがありがたい」と笑顔で話した。
ハーモニー第3のようなグループホームの入居者は日中、それぞれの作業所・仕事場で働く。米山理事長は、中学生記者をメロディー竹の塚(西岡孝志施設長)へ案内。ここは就労継続B型の作業所で、個々が適材適所の作業をして工賃を得る。かりんとうや羊羹などの袋詰は職業指導員の小田嶋佑希さん、コーヒー豆の選定は介護福祉士の古屋広次さん、化粧品の箱詰めやシール貼りなどはサービス管理責任者の青木美久さんが指導。ここで焙煎するコーヒ
ー豆は、千住の「あまーのあまーの」(同法人運営)にも提供している。
米山理事長の話を聞き、障がいのある人々が生き生きと働く姿を目の当たりにした中学生記者たちは、「障がいの有無に関わらず、誰でもがたった1度の自分の人生を、豊かに生きようと努力する大切さ」を学んだ。
午後は「難病者の社会参加を考える研究会」参与・委員の斉藤幸枝さん(「ピープル」参照)の話を聞き、充実した記者体験を終えた。
写真上/米山理事長の話を熱心に聴く中学生記者
下/斉藤参与を囲む(左から)中嶋・加藤・坂本 各記者

現在、足立区には身体・知的・精神に障がいをもつ区民が約3万人在住。家庭の事情や本人の希望で自立したくても、障がいを理由に部屋を貸してもらえない例や、就業できない例を見聞きして、米山理事長は一念発起。猛勉強の末、社会福祉士の資格を取得し、社会福祉法人つくしの郷(本部=足立3-7-16)を立ち上げた。理解ある協力者たちから土地と建物を借り上げ、都や区から改装費を得て、ハーモニー第3のように、入居者が我が家に思えるような共同生活援助施設(障がい者のグループホーム)にリフォーム。個々の希望に合う支援計画を作成して、きめ細やかにサポートしている。
中学生記者から「大変なこと」を問われた介護福祉士の園田見奈さんは、「大変というよりも、利用者の皆さんから大切なことを沢山教えていただいていることがありがたい」と笑顔で話した。

ー豆は、千住の「あまーのあまーの」(同法人運営)にも提供している。
米山理事長の話を聞き、障がいのある人々が生き生きと働く姿を目の当たりにした中学生記者たちは、「障がいの有無に関わらず、誰でもがたった1度の自分の人生を、豊かに生きようと努力する大切さ」を学んだ。
午後は「難病者の社会参加を考える研究会」参与・委員の斉藤幸枝さん(「ピープル」参照)の話を聞き、充実した記者体験を終えた。
写真上/米山理事長の話を熱心に聴く中学生記者
下/斉藤参与を囲む(左から)中嶋・加藤・坂本 各記者