
社会福祉法人・聖風会(近藤明理事長)が創立55周年を迎え10月20日(水)、足立新生苑(花畑4)でボランティア感謝祭を兼ねた記念式典が開かれた。近藤やよい区長、荒川区福祉部部長、台東区福祉部部長代理など来賓、理事、役員らが、お祝いにかけつけた。
(社)聖風会は昭和29年に設立、翌年から生活保護施設・足立養老院として事業を開始。その後、足立老人ホームに改称、特養老人ホーム・足立新生苑を創設し、現在は足立、荒川、台東区で老人ホーム、通所サービスセンターなど10所を運営している。
地域との交流も活発で、毎年「はなはた祭り」を開催。10月3日(日)に行われた第9回目の今年は、花畑西小学校児童のソーラン節、舎一金管バンドや鼓感太鼓の演奏、バザーや模擬店などがあり、地域の人たちで賑わった。

記念式典では、近藤常博常務理事が55年の歩みを説明し、近藤理事長が創立時の思いやエピソードを交えて挨拶。老人福祉法がなかった当時、実家が身寄りのない人を施設に送り届ける仕事を請け負っていたが、悲惨な状況を目の当たりにし、施設に受け入れを断られた半身不随の老人などを世話する中で、老人ホーム設立を決めたという。
施設運営の協力への感謝を述べ、「ボランティアの人にどれだけお世話になっているか。1回だけでなく、継続してやってくださっている方をお招きした」と、近藤理事長。ボランティア、寄付、運営協力の約170の個人・団体名が読み上げられ、感謝状が贈られた。
式典後のアトラクションでは、板橋の民俗歌舞団荒馬座が、水口囃子、獅子舞などを賑やかに披露し、お祝いムードを盛り上げた。
写真=上/創立当時の厳しかった高齢者の状況を語る近藤明理事長
下/はなはた祭りでの小学生によるソーラン節=足立新生苑で
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埼玉県越谷市を拠点とするボランティア劇団「尾上(おのうえ)劇団」(丸山幸男代表、加藤和子座長)が10月12日(火)、コーシャハイム北千住(日ノ出町)で第500回記念公演を行った。
素人劇団を看板に交通費も全て無料で、お年寄りに元気になってもらおうと全国で公演している。足立朝日8月5日号に紹介記事を掲載したところ、「反響の大きさにびっくり。足立区内から公演依頼が殺到しました」と丸山代表。コーシャハイム北千住の老人会・白翁会(緒方邦子代表)が、一番乗りとなった。
満員の集会室では歌や芝居が次々に披露され、客席との軽妙なやりとりに、笑いが絶えなかった。お客さんたちも飛び入りで振り付けを楽しんだり、涙もありで大いに盛り上がった。
参加者からは「リハビリのように運動し笑い続けたのに、岸壁の母では感動して涙が出た」など大好評。これからも足立区の公演が続く。
★尾上劇団協力者急募!!
スタッフ、役者、高齢者の入団希望者募集中。会費は月2000円。問合せTEL090・5529・7946加藤座長
写真=トークでも観客を沸かせた=コーシャハイム北千住で
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「酒もつまみもととのいました!」と題し、出店者がお酒に合うつまみを用意した今年の「第5回酒屋のおやじによる千住酒まつり」(主催=酒千会)が、10月24日(日)行われ、300人が美酒に酔った。
本紙10月5日号掲載の水で割ると淡い桜色に変わるリキュール(焼酎)「あだち五色桜物語」が、この日本格デビュー。若い女性を中心に人だかりが出来、「まろやかでおいしい。あだちのお土産にピッタリ」と買い求める姿もあった。
試飲しながら蔵元の人たちとお酒について楽しく語り合ったこのイベント、初登場の「あだち五色桜物語」は、販売元の酒千会のメンバーが総出でPR。醸造元の「大島醸造」の担当者や、共同で企画したNPO法人「五色桜の会」の大久保美智子代表も加わって試飲を奨めた。
【メモ】「あだち五色桜物語」は、酒千会加盟の11店舗で発売中。
【問合せ】成田酒店TEL3881・6056
写真=「あだち五色桜物語コーナー」に集まる若い女性客=シアター1010で
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足立区合唱連盟(田口芳子理事長)が、創立30周年を迎え、10月17日(日)、西新井文化ホールで第30回足立区合唱祭と記念式典を行った。
合唱祭では、「歓喜の演 合唱団」による歌声から始まり、坂本和彦氏指揮「足立区民合唱団」までの31団体が、日頃の練習の成果を披露し、万来の拍手を浴びた。
続いて行われた記念式典は、この日のために結成された106人の「合唱連盟30周年記念合唱団」による壮大なオープニングコンサートでスタート。連盟・副理事長の近藤直子氏が渾身の指揮を執った。ラストの「椿姫より『乾杯の歌』」は、活躍する区内合唱団のリーダー、玉崎真弓、たぐちたみ、中原雅彦、川崎嘉昭の4氏が美声で歌い上げた。
式典では、3代目になる田口芳子理事長が「歌と足立が大好きな人たちばかりが集まってここまで来た。一人で歌うのもいい、二人もまたいい。こんな世の中だから、大きな声で歌い続けましょう」と万感の思いで挨拶。
式典の最後は、「友ありてこそ」、足立区歌「わがまち足立」を参加者と舞台が一体となって大合唱して締めくくった。
写真=30周年を華やかに盛り上げた舞台=西新井文化ホールで
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子どもを見守るための都立高校ボランティアが、先ごろ足立区に誕生した。
活動するのは、都立足立西高校(酒井定克校長)と都立足立工業高校(栗田博康校長)の生徒約40人。西新井警察署管内で子どもへの声かけが多発していることから、同署が近隣の2高校に協力を依頼したもの。
発足式では西校柔道部部長の蔦谷勇紀さん(2年)と工業校生徒会長の高野智史さん(3年)が発足宣言を行った。
具体的な活動は、部活動の校外ランニング時などでの下校小学生の見守り、校外の花壇の整備など。活動を通して高校生の規範意識を高め、地域との絆を認識させることも目的の一つ。

両校はそれぞれ近くにある高野小、西新井第二小の児童と対面式を行い、〝ボランティアの印〟をお披露目した。これは西新井警察署マスコットキャラクター「にしあらいぐま」と校名が印刷されたワッペンで、子どもたちを怖がらせないように、生徒は装着して活動する。
また、足立工業高校は活動の一環として10月18日(月)、奉仕の授業の中で菜の花の種まきを行った。高校敷地のすぐ隣にある諏訪木第一公園と高道東公園で、1年生約70人が活動。今後も花の世話をしながら、小学生の見守りをしていく。
写真=上/発足宣言をする蔦谷さん(右)と高野さん=西新井警察署で
下/足立工業高校生たちが菜の花の種まき=高道東公園
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日本放送作家協会理事で、文化庁・芸術祭賞ドキュメンタリー部門の審査員を務める南川泰三氏による「ドキュメンタリー講座」が、放送映画文化講座「てら」(主催=日本脚本アーカイブズ倶楽部)の一環としてスタートする。
同氏は「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」「ハンセン病迷宮の百年」などの作品を手掛けたドキュメンタリーの大御所。「ばあちゃんの星」「花吹雪はしご一家」などのドラマでも手腕を発揮。著書「玉撞き屋の千代さん」(集英社)「グッバイ艶」(作品社)ではセンセーションを巻き起こした。「龍の爪~中国人民法廷(仮題)」を来年2月に発売予定。
「芸術祭賞審査で、その年に放送された優秀なドキュメンタリーを40本以上視聴しております。テレビ番組はつまらなくなったといわれますが、ドキュメンタリー作品は地方局制作も含めて、見応えのある番組が数多くあります。これらの作品は見て頂くことは出来ませんが、数多くの作品を手がけてきた経験から、ドキュメンタリーの知られざる裏側、ドキュメンタリーをより面白く見るための知識、やらせ問題などの問題点など、視聴者の立場に立った講義を展開する予定です。また同時に一方的に講義するだけではなく、企画書作りの基本などを実際に受講者のみなさんにやってもらうことも考えています」と南川氏。しかも、足立区民は300円という受講料には驚きだ。文化芸術の秋にふさわしいこの企画に、ぜひ参加を!
【場所】足立区生涯学習センター(学びピア21)5階研修室
【日程】①11月13日②12月4日③12月11日④2月12日⑤3月12日全て土曜日。
【時間】午後2時~4時
【受講料】一般500円足立区民300円
【問合せ・申し込み】学びピア21TEL3882・1701、FAX3882・1073
写真=笑顔の素敵な南川氏
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障がいを持つ人たちが働き、創作、表現活動を行っている3カ所の障がい者施設が合同で交流展示会を開く。場所は区役所1階アトリウム。「障がい者」「健常者」という枠を超え、地域と交流する活動の一部を作品、写真などで紹介し、実演に参加してもらう中で、ふれあいの時間をもってもらおうというイベントだ。
【期間】11月16日(火)~19日(金) 常設展示=午前9時~午後5時 【会場】足立区役所中央館1階アトリウム
【内容】展示と実演=①午前9時~正午②午後1時~3時。さをり織り(毎日①②)、ハイドロボール(18日①)、ビーズアクセサリー(19日②)
【参加費】無料
【主催】障がい者施設地域交流展示会実行委員会(社会福祉法人あしなみ、同あだちの里、同リード・エー)
【問合せ】葦の会作業所TEL3857・8839※毎日、先着50人にプレゼントあり。
写真=さをり織りの実演=昨年3月、第1回の交流展示会で
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音が聞こえない人たちによるエンターテインメント、聾(ろう)プロレスが開かれる。主催は「闘聾門(とうろうもん)JAPAN」。聾者によるプロレス団体だ。
毛塚和義さんが4年前に設立したデフ(聾)プロレスで、世界初という。今年4月に葛飾から足立区谷在家に引っ越し、六木にあるJWP女子プロレスの協力を得て、土日に練習を重ねている。
選手は、大阪や高知など、全国に16人。毛塚さんと妻の晴美さんら本部の4人が、運営など全てをこなす。
小さい頃からプロレスを観るのが好きだった毛塚さんは、全国で観戦するうちに、自分でもやりたいという夢を持つように。兄弟の結婚式で幹事を任された時、リングに新郎新婦を上げる企画に合わせてリングのある会場でプロレスをやったところ、300人もの観客が集結。周囲の後押しで続けることになった。
これまでに各地で興行し、今回で19回目。仕事の都合で実現しなかったが、ヨーロッパから依頼が入ったこともあった。
プロレスを始めてから、様々な変化があったという。「勇気を出せるようになった。友だちを作るのが苦手なメンバーも多かったが、みんなが知り合いになり視野が広がった。自分から主張できるようにもなった」。ほとんどなかった健常者との交流も増えた。
音のない世界へようこそ

闘聾門の試合には、おなじみの入場音楽はない。選手同士のやり取りはもちろん、レフリーも手話。床を叩く震動で選手はカウントを知る。音が少ない中で、笑いあり痛みありの熱い闘いが繰り広げられる。
「目で楽しんで欲しい。技はメキシコ流。プロ級の技をきっちり見せます」。女子選手も2人いる。子どもプロレスも計画中という。「楽しいイベントです。聞こえる人にも観てもらって、聾でもできることをアピールしたい。指文字など、興味を持ってもらえるきっかけになれば」と毛塚さんは話す。
★興行先募集中=天井高4~5mで、リング(6×6m)を置けるところなら、どこにでも出張!
●闘聾門JAPAN DEAF MANIA2
【日時】11月13日(土)午後5時開始(4時半開場)
【場所】小松川さくらホール(都営新宿線「東大島駅」小松川口から徒歩10分、陛3683・7761、丙3683・7764)
【ゲスト】大仁田厚、コマンドボリショイ(JWP女子プロレス)
【料金】一般1000円(当日1500円)、3名2000円(前売り・事務所販売のみ)、小学生以下無料。全席自由。座席数オーバー時は立見。
【チケット申込み】
Eメール、FAX020・4665・4346
【問合せ】
Eメール、FAXは右と同じ
写真=上/昨年行われた試合の様子。白熱した闘いが展開した
下/毛塚和義さん
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足立区ビーチボールバレー連盟の「第33回大会」が、9月12日(日)に梅田地域体育館、梅島小学校体育館で、同26日(日)に伊興地域体育館、西伊興小学校体育館で開かれた。熱戦の結果は次の通り。
【女子1部】①バンビーノ②中央BG・A③エンジェル陽子④梅田カシス
【女子2部】①若葉セブンス②サンディーズ③Blueマーリンキュート④Switchドゥ
【女子3部】①スマイル②レジェンド③B・BクラブD④佐野山田
【女子マスターズ】①フラワーズ②Switch③中央BG④F’sE
【男子1部】①レジェンド②無民A③バンビーノ④無民B
【男子2部】①Switch②あすなろ③Blueマーリン④BIRDMAN
【混合1部】①A2②MUGEN③B・BクラブC④無民D
【混合2部】①B・BクラブB②MUGEN B③A2④若葉クラブ
【混合マスターズ】①フラワーズ②サンディーズ③中央BG④ミドルファイターズ
写真=フェアプレーを誓った開会式のようす
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「第63回区民体育大会バスケットボール競技」が、9月5日(日)~10月11日(月・祝)に総合スポーツセンターなどで開かれ、熱戦が繰り広げられた。
男子は、OKSCがABOYSを66対65の1点差で破り優勝、女子はアカデミックスがM&M’Sを111対59で破り、4連覇した。結果は次の通り。
【男子】①OKSC②ABOYS
③ファントム
【女子】①アカデミックス②M&M’S③ボンバーズ
写真=上/女子優勝、アカデミックス
下/男子優勝、OKSC
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