第十一中学校(大塚康弘校長)吹奏楽部(豊田千絵顧問)と第十四中学校(淺松三平校長)吹奏楽部(玉井長武顧問)が、11月21日(日)に大阪城ホール(大阪市)で開かれた第23回全日本マーチングコンテスト(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)で、見事金賞を獲得した。
25団体が出場し、金賞7団体。都代表3校中、足立区2校の金賞受賞は、まさに快挙。第十四中は77人がショパンに挑戦。第十一中は65人が「Rocky Point Holiday」などを演奏。最高のパフォーマンスを見せた。
両校とも3年連続の全国出場。同大会では3年ルールがあるため、来年は欠場となる。
写真=上/十一中=大阪城の前で
下/十四中=同
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西伊興小学校(林正明校長)のブラスバンド部(上條貴志顧問)が12月4日(土)、日劇1(有楽町)で行われた「SPACE BATTLESHIPヤマト」の舞台挨拶で演奏した。
当日はまだ真っ暗な朝4時半に学校集合、5時に日劇に到着し、6時からリハーサルというハードなスケジュール。9時半からのTBS番組「王様のブランチ」の生放送での出番となった。
支給されたお揃いの制服を着た子どもたちは「ヤマトキッズ・ブラスバンド」として、主演の木村拓哉、黒木メイサ、山崎貴監督と一緒に登壇。緊張しながらも、「無限に広がる大宇宙」「宇宙戦艦ヤマトのメインテーマ」の2曲を演奏し、11月の全国大会に続く最高の思い出を手に入れた。
写真=舞台挨拶で着たヤマトキッズ・ブラスバンドのユニフォームで記念撮影=西伊興小部室で
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千寿桜堤中学校(関順子校長/柳原2丁目)2学年の鈴木あいかさん、串田優介君、増本丈慶(たけよし)君が職場体験の一環として、足立朝日新聞で記者体験をした。
事前に「記者の心得」を学んだ3人は、11月26日「第41回漫才大会」(主催=竜漫才協会/青空球児会長)を取材するため、浅草公会堂へ。
当日は、相方が足立区在住の漫才コンビの代表として「ナンセンス」「Wコロン」を取材。まずはWコロン(ねづっち・木曽さんちゅう)にアタックしたが、初取材で生のWコロンを目の前にした3人は緊張気味。
リアクション芸人に拒否反応気味の串田記者が、その思いをぶつけたところ、「例えば出川哲朗、山﨑邦生のリアクションは、計算されたプロのもの。僕らは素人なので、真似をしようとしても出来ない。素晴らしい芸を持つ人たちが沢山いるのに、芸があるように見せないところがまたすごい。僕らは足元にも及ばない」と、人気絶頂のWコロンにしてこの答え。この世界の層の厚さ・奥深さ・陰の苦労・努力を垣間見た同記者は「人生観が変わりました!」。「人間関係について」尋ねる増本記者に対して木曽は、「漫才協会の仲間のナイツが、色々な番組で僕らの名前を出してくれたことで仕事をもらえるようになった。良い仲間が沢山いて、周囲のお陰で今の僕らがある」。「瞬時の謎かけ」が不思議な鈴木記者に対しては、ねづっちが「例えば千寿桜堤中学校ならば、『登校する』などの関連ワードから『投稿する』という同音異義語を探してオチにする」と伝授。予定時間を遥かにオーバーし、誠心誠意向き合ってくれたWコロンに、豆記者たちは感謝と感激で胸がいっぱい。

続いて「ナンセンス」岸野にアタック。開成中・高OBで、この世界に入った人物に3人は興味津々。最初に「漫才は頭が悪くては出来ないんだよ」と釘を刺した岸野は、学生時代、漠然と弁護士になると考えていたと言う。東大受験失敗を機に「自分の特性を生かせる好きな道への思い」を高め、喜劇王・エノケンが開いた演劇学校へ入学。3年目には喜劇協会の新人賞を獲得。その後は「ナンセンストリオ」名でお茶の間に笑いを提供し続け、現在も「ナンセンス」として漫才界を牽引。「生徒である皆
さんの仕事は『勉強』。どんな仕事でも同じで、『負けず嫌い』の精神で頑張ること。ライバルは大事。結果として負けることがあっても、『気持ちの上で負けることは人生に負ける』こと。僕だってまだ『一番になりたい』と思う。この仕事以外は全く考えていない」――これら岸野の言葉に感動のショックを受けた3人。「目標を定めて最大の努力をすれば夢は叶う」とのメッセージを心に深く刻んだ。
写真=上/「Wコロン」と夢の時間を過ごした(後列左から)増本・串田・鈴木記者
下/「ナンセンス」岸野の言葉に一生懸命耳を傾ける3記者
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「音楽のまち足立」を標榜して活動を続ける足立区音楽連盟理事長の村上忍さん(83)が、今度は千寿本町小学校を拠点とする「千住シニアアンサンブル」を立ち上げることになった。1月16日(日)午後2時から千寿本町小で第1回の打ち合わせを行う。
村上さんは、元中学の音楽教諭で、葛飾区金町中などを皮切りに中学校で音楽を指導、足立区には教頭として第六中と伊興中に、校長として栗島中に赴任、伊興中を最後に退職、その後持ち前の指導力・組織力、温和な性格を生かして足立吹奏楽団、足立シティオーケストラ、足立区民合唱団、足立シニアアンサンブルと次々に誕生させた。
今回は、「歴史がある千住地区には、音楽的な力が必ずある」として、新たな音楽の創造と発表の場の確保を目指すことになった。
楽器を演奏する人はもちろん、楽器を持たない人でも「音楽を愛する」という一点で集まってほしい、という。おおむね45歳以上で、足立区在住、在勤者を中心に、他地区の人もOK。練習は、毎週日曜日の午後2時~4時半、千寿本町小を予定。入会金2000円、年会費3000円(音符コピー代と通信費)。
名指揮者の村上さんは、「あと何年出来るかわからないが、私の余生を捧げたい」と新たな挑戦に燃えている。
写真=「ぜひ集まって下さい」とピアノの前で話す村上さん=自宅で
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9月28日(火)~30日(木)に、東京ビッグサイトで行われた「第31回
料理技術コンクール」で伊興にある四川菜苑(谷中渉社長)に勤める柳田一明シェフ(45)が、前菜部門で見事「金賞」(都知事賞)に選ばれた。
柳田シェフは、同コンクールへの出場は今年で3年目。一昨年は銀賞、昨年は銅賞だった。コンクールでは創造性、技術力、表現力が評価される。そんな中で今回の作ったのは「雄鷲猛飛拼盤(シオンジウマオフェイピンパン)」。名前の通り、雄の鷲が勇猛果敢に飛び魚を捕らえる姿を表現している。鷲と魚の身体は魚肉を使用、羽根はキュウリやハムなどを使い赤、黄、緑と色鮮やかに表現した。また魚がいる水面はピータン、クラゲなどを使い、水が波打つ風景などを再現している。
柳田シェフは「コンクールだからと言って特別意識はせず、自分が作りたいものを作った。昨年に比べ、立体感と風景を表現したことが評価につながったと思う」と話す。

今回の金賞作品は、祝事などでご希望がによりコース料理の一品として提供。また現在、同店では忘年会、新年会の受け付け中。
【店舗情報】西伊興4‐1‐11、TEL3897・6273、
HP
★「足立朝日を見た」で押1月末まで宴会を予約された方に料理10%オフ旺12月27日(月)まで中華おせち10%オフ横自家製食べるラー油578円を525円
写真=上/金賞受賞作品「雄鷲猛飛拼盤」
下/柳田シェフと谷中社長=四川菜苑で
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五反野小学校(土肥和久校長)で12月9日(木)、なでしこJAPAN・FWの大野忍選手が「一日校長先生」として、子どもたちを指導した。
都教育委員会主催の事業で、五輪出場経験を持つ一流アスリートを学校に派遣し、子どもたちが夢に向って努力することや困難に立ち向かう意欲を培うことを目的としている。同校はスポーツ推進校として、「元気アップタイム」など体力向上の取り組みを積極的に行っており、応募校の中から選ばれた。
なでしこJAPANは、11月12日~27日に中国で開かれた「2010アジア競技大会」で金メダルを獲得したばかり。大野選手の気さくな人柄もあり、校門での朝のあいさつ運動に続く元気アップタイムでは、女子児童に囲まれ大人気だった。
5・6年生対象のサッカー教室では、ドリブルやシュートの指導の最後に、キーパー大野選手とのPK対決も。サッカーのクラブチームに所属し、サッカー選手になるのが夢という横打絢音さん(5年)はPKに挑戦し、「すごくうれしかった。憧れの選手の1人」と感激した様子。普段サッカーに興味のない子たちも、「楽しかった」と充実した笑顔で語った。
写真=子どもたちのディフェンスをかわす大野選手=五反野小で
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弘道2丁目で大型墓地建設の話が持ち上がり、住民たちの間で反対運動が起こっている。
場所は弘道2‐12‐28にある約4000㎡の土地。かつて「十一中の池」と呼ばれた湿地で、現在は駐車場。綾瀬寮、都営弘道二丁目アパートなどが隣接する住宅地で、半径100~400m以内に幼稚園、小中学校、高校などが集中している。計画されている墓地の規模は1444区画の墓、3階建ての管理棟、駐車スペース49台。工事許可申請予定日は平成23年2月22日としている。
住民の反対理由は、通学路の車の渋滞と事故の危険性増大、住宅地内に死角による犯罪誘発のリスク、土地家屋の資産価値の低下、線香の煙や供物による公衆衛生問題、湿地の頃の土壌汚染懸念などがある。何よりも、寺のない墓地が生活圏内に造られることによる心理的苦痛、住環境破壊への反発が大きい。
近くで歯科医を営む墓地建設反対協議会代表・片桐博陽さんは、「みんな墓は必要だと思っている。だが、墓は人のいないところにあるか、墓があることがわかっていて周りに住むもの。いきなり住宅地にできるのは納得できない」と憤る。
12月11日(土)には、超党派の議員4人を含む地域住民約120人が、墓地予定地手前から五反野駅前通りなどをデモ行進し、反対を訴えた。
また同夕、中央本町地域学習センター内で説明会が開かれ、墓地計画主の浄光寺(古千谷本町2丁目)代表・大島文夫住職と弁護士らが出席。
大島住職は墓地の目的を、「都全体の墓地不足を解消する役に立ちたい」と説明。弁護士から、霊園出入口は1カ所で夜間は門扉を閉鎖、墓参集中日の交通誘導員配置など、反対要件解消の計画が示されたが、住民の反発は激しく、「我々の精神的苦痛を考えていない!」など怒声が飛び交う荒れたものとなった。
写真=「大型墓地はいらない」「環境破壊は許さない」と住民が訴えた=五反野駅周辺で
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足立区入谷9丁目に不動産を取得したアレフ(オウム真理教)の進出阻止への強い意志表示として11月28日(日)、第3回目の住民大集会と初のデモ行進が行われた。
デモには近藤やよい区長を先頭に都議、区議、住民ら約200人が参加。1・4㎞を「我々はサリン事件を忘れないぞ」「入谷にオウムはいらないぞ」などシュプレヒコールを上げて行進し、アレフ施設前で立ち退き文を読み上げた。
旧入谷南小体育館での集会では、滝本太郎弁護士が講演。滝本弁護士は脱会カウンセリング活動を行い、事件当時、車にサリンをかけられた経験を持つ。
サリン事件の経緯や、オウムの本質が変わっていない現況を説明。「ハマらないように、気をつけて欲しい。信者はみんな、会ってみれば普通の人。いい奴だと誤解してしまう。サリンを撒いたのは、悔しいが善意。悪意の殺人は限度があるが、善意の殺人は限度がない」と、死による救済を唱える教義の恐ろしさに言及。オウムは今もヨガや自己啓発セミナーなどに偽装した勧誘をしており、「途中から地獄の教えなど、恐怖感を与えてくる」と宗教活動を見抜くポイントを話した。
足立区では10月に公布・施行された「足立区反社会的団体の規制に関する条例」の一部を改正する条例を、12月9日(木)の区議会で可決。区の調査権として「建物に立ち入る」ことなどを明記し、同日、公布・施行した。
写真=入居施設前でシュプレヒコールを上げる住民
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社員証ケース、角質取りヤスリ、面ファスナーポーチ、ドクターシューズ、アクセサリースタンド……。足立区産業センター会議室に、足立のまち工場が作った新製品がズラリと並んだ。講義と実習で実際に新製品を開発する、という全国でも珍しい「新製品開発セミナー」が、約半年の長丁場を終了、12月1日(水)発表会が行われた。
5月7日(金)からスタートしたセミナーの講師は、工業デザイナーの大塚聰氏とあだち異業種交流会「未来クラブ」会長で、江北3丁目で(株)安心堂を営む丸山寛治氏の2人。区内企業から7社12名が受講した。
このセミナーは、講座を通し、受注中心の会社から脱皮して自社製品を作り、販売分野にも手を伸ばすことを目標にするという新しい試みで、一種の「ものづくり大学」。これを区の中小企業支援課が後押しした。
企業経営者が多いだけに金曜日を中心に月2回、午後4時半~8時半の講義に出るのは至難の業だったが、「落ちこぼれないように懸命に頑張った」と参加者の岡部弘文(株)グレイスエンブ社長。
企業分析書と製品企画書づくりから始まり、設計、試作に次ぐ試作、そして知的財産権の勉強と申請書の作成、販売プレゼン資料作成と進み、発表会に漕ぎ着けた。
熱のこもったプレゼンとともに発表された新製品は力作揃いで、12点が「TASKものづくり大賞」(注)に応募するとともに、「8点は知的財産権をとれる」(大塚講師)と太鼓判を押された。

講評では、大塚講師が「プレゼンは終わったが、開発は始まったばかりと思って下さい」。丸山講師は「来るたびに皆の目つきが変わるすごいセミナーだったが、楽しかった」。優秀社に(株)グレイスエンブが、優秀者に「社員証ケース」を作った(有)三幸の伊藤美紗子さん、「面ファスナーポーチ」を作った ㈱グレイスエンブの岡部瑠璃子さん、「アクセサリースタンド」を製作した(株)フクムラの鈴木正江さんが選ばれた。
(注)TASKものづくり大賞……江東5区(足立、荒川、葛飾、墨田、台東)の中小企業の技術や製品を審査し、大賞などの賞を決めるイベント。
【問合せ】中小企業支援課TEL3870・8400
写真=上/パワーポイントを使っての懸命のプレゼン=産業センターで
下/会場には新製品がズラリと並んだ
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現在、足立区観光交流協会では観光事業の充実を目指し、区民から「おすすめの街歩きコース」を募集している。
応募者から100人に「オープンタウン あだち人×街めぐり手帳(以下、街めぐり手帳)」をプレゼントする。
街めぐり手帳は、区内街歩きに必携の手帳(一般配布はしていない)。街めぐりに出かける時に携帯しやすいB5横サイズのバインダーで、お気に入りの街歩きを記入でき、中のシートを足していって自分だけの区内めぐり手帳を作ることが出来る。また、街歩きをする他の人とシートを交換すれば、街めぐりコースは無限に広がる。
応募方法は以下の通り。
【募集内容】足立区内を2~4時間程度で街歩き出来るコース
【応募方法】用紙サイズ、写真、絵、文章などの表現は自由①コース・場所や施設の名称などを記載、「おすすめ街めぐりコース」と明記②応募者の住所、氏名、年齢、電話番号を記載の上、FAX、
Eメール、郵送、持参のいずれかで応募
【締め切り】1月11日(火)
【応募先】足立区観光交流協会 〒120‐8510 足立区中央本町1‐17‐1、陛388
0・5853、FAX3880・5603
写真=オープンタウン あだち人×街めぐり手帳
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