足立朝日

掲載:2010年7月5日号
 江戸時代から「やっちゃ場」と呼ばれ青物問屋街として栄えた千住の旧道。そんな時代の記録を残そうと活動している「旧道を楽しくしよう会」(岡本行央代表)が、このほど千住河原町27の東京電力変電所前に「やっちゃ場の案内看板」を新設する。以前からあった案内板が古くなったため、会で内容を吟味し作成したもので、7月中旬に完成し、7月18日(日)午前10時~除幕式を行う。
 幅3m×高さ1・85mの看板では、問屋、仲買商、出仲買商などの組合関連のしくみなどをわかりやすく説明している。
 今回看板を立てるにあたり、足立区まちづくり公社の「公益信託あだちまちづくりトラスト」を利用。その助成金と、不足分は協賛金を募り作成した。
 岡本代表は「これ(看板)が出来ることで、地域と一体となって千住をよりにぎわいのある街にしていければ……」と力強く話している。
問合せ TEL3881・2110岡本
掲載:2010年7月5日号
 今年も西新井大師商栄会(鈴木利男会長)が、「大師よさこいフェスタ」を開催、大師周辺が賑わう。
 これは大師門前の商店主たちが、参拝客が減少していく中で何とか街を活性化させようとスタートしたイベントで、今年は群馬や茨城など各地から23チーム、約700人が参加(雨天決行)。このイベントにはASA大師前(黒崎雄一店主)も協力する。
 午前11時~門前で流しがスタートし、大師駅前のステージでも午前11時15分~演舞が始まる。休憩をはさみ、午後2時半~会場を大師境内に移す。最後の総踊りでは全チームのほか一般客も飛び入り参加して音楽に合わせ踊る姿は大迫力!
※来年出場希望の方は12月中旬~4月末まで同商店街のホームページから申込用紙をダウンロードして参加事項を記入の上丙で申し込む。人数、年齢など規定はない。当日申し込み不可。HP
問合せ TEL3890・2360かどや


写真=上/門前通りの流し踊り
下/境内での演舞
掲載:2010年7月5日号
 足立高校(酒井千春校長)=中央本町1丁目=で6月16日(水)、進路体験発表会が開かれた。
 「生徒たちが進路を決める手助けができれば」と毎年、同窓会(塩野谷光夫幹事長)が主体となって行っているもので、社会で活躍するOBが講師として教壇に立つ。
 講師は18~35期のOB8人で、弁護士、製薬会社社員、区役所勤務、東京国税局職員など、職種は様々。交代で3年の7クラスを回り、自分の仕事や選んだ経緯などについて語った。
 今回唯一の区内在住OB・小島俊雄さん(62)は、メディカルトレーナー専門学校校長。「文化祭の名称〝弥生野祭〟を決めたのは、ぼくらが2年の時」と在学中のエピソードを交えながら、ストレッチなどその場でできる専門知識を伝授した。
 体育館では1~2年生を対象に、松坂健・西武文理大学教授が発表。新人社員時代、手紙の大切さを知ったことで人生が変わった経験を語り、「人を押しのけるのではなく、押し上げてもらうのが大事」と説いた。
 同校の同窓会は一旦途切れたが、再結成。強い母校愛で子どもたちをしっかり支えている。

写真=教壇に立ち、生徒たちに自分の仕事について語るOB=足立高校で
掲載:2010年7月5日号
 参議院選を控えた6月22日~29日、第四中学校(田本登喜雄校長)=梅島1丁目=で、一足先に選挙が行われた。
 といっても、3年生の社会科の授業の模擬区長選。本物の選挙さながらに生徒たちが立候補者を立てて政策をアピールし、区長を選挙で選ぶ。毎年全校生徒が投票に参加していたが、今年はクラス単位での実施となった。
 選挙に向けて、班ごとに足立区の抱える身近な問題を調べて政策を話し合い、政党名やスローガンを決めて、演説文や選挙ポスター製作などを行ってきた。
 6月22日(火)に6クラス最初の区長選が行われた2組では、男子5人、女子1人が立候補。1人ずつ前に立って演説し、支持を呼びかけた。交通網の整備の公約に「環七高速鉄道(メトロ7)計画の実現」など本格的な政策を掲げる候補者や、治安対策のモスキートーン導入に、放置自転車回収やポイ捨て対策のたばこ税で得た収入を回す一石二鳥の財源を説いた候補者もいた。
 演説後、実際の選挙で使用されている記載台と投票箱が運び込まれ、全員で投票。その場で開票され、区長が選出された。
 次回の授業では模擬区議会を開き、所信表明演説や他党からの代表質問など議論をする。生徒たちは計7時間にわたって、地方自治や政治の仕組みについて学んでいく。
 山田勝之教諭は「参議院選も近い時期、生徒たちが政治や選挙について考えてくれれば」と話す。

写真=選挙管理委員会から借りた本物の記載台と投票箱で投票する生徒たち=第四中で
掲載:2010年7月5日号
 第26回足立区悠々交歓会が、6月22日(火)、西新井文化ホールで開かれた。
 老人館交歓会として毎年行われてきたもので、区内47施設から持ち回りで17施設の利用団体が、日頃の練習の成果を発表する。老人館を多くの人に気軽に利用してもらいたいと、公募により今年度から「悠々館」の愛称に決定。交歓会の名称も新たになった。
 この日は、34団体がフラダンス、踊り、民謡、唄、ハンドベル、カラオケなど多彩な出し物を、昼を挟んで発表した。
 年に1度の大舞台とあって、ステージ上も悠々館利用者で満員の客席も、熱気に包まれた。
【悠々館】60歳以上なら誰でも各種の教室、レクリエーション活動に利用できる。入館無料。開館時間=午前9時~午後5時、日・祝日休館。問合せはTEL3880・5111住区推進課まで。

写真=悠々館利用者による踊りの発表=西新井文化ホールで
掲載:2010年7月5日号
 「地球環境フェア2010」が6月19日(土)・20日(日)、区役所で開かれた。
 ロビー、エコガーデン、正面広場などをフルに使い、環境に取り組んでいる企業や団体が出展。中央公園広場には、都心部で活躍しているドイツ発祥の自転車タクシー・ベロタクシーや、電動立ち乗り自転車・セグウェイの体験乗車もあり、家族連れで賑わった。
 20日には庁舎ホールで「第3回足立区温暖化防止区民会議」が、中島根小学校コーラス部の足立区温暖化防止テーマソングで開始。
 皆藤愛子(フリーアナウンサー)&井手迫義和(気象予報士)トークショーでは、若者で満席の会場に熱気があふれた。エコな取り組みをしている区民を代表して髙野智史さん(足立工業高校3年)と吉丸清絢くん(伊興小学校6年)が参加。髙野さんは使わなくなったおもちゃを再利用する「おもちゃトレードセンター」について、吉丸くんは「キッズISOプログラムでのエコ生活への取り組み」について語った。
 最後は区長も交え、一人ひとりがふんわりアクセルや計画的なドライブを進める「エコドライブ宣言」を採択して、終了した。

写真=温暖化防止区民会議のトークショー=庁舎ホールで
掲載:2010年7月5日号
 6月27日(日)、東部ポートボール連盟(沖山忠敏会長)主催のミニバスケットボール交歓会が辰沼小、中川小、花畑小、中川北小、中川小、古千谷小、千住第八小で開かれた。
 今年で14回目のこの交歓会は、足立区のほか近隣区・市からもチームを招き、交流を図るもので、男子16チーム、女子20チームが参加した。
 この中で注目されたのは4度目の参加となる葛飾区の「きさらぎ」(大草玄監督)。80人のうち半数の40人が知的障害児チーム「どんぐり」をつくり、健常児がサポートしながら、「スポーツする楽しみ」を味わっている。この日も、会場の中川北小体育館では、「きさらぎ」の健常児にサポートされながら、他チームの子らと楽しくゲーム。障害児を普通にサポートする健常児の姿、何度もシュートに挑戦し、ボールをゴールに入れた時の障害児のうれしそうな表情が印象的だった。
 また、今回初参加は、足立区の「新田」と埼玉・越谷市の「極星スマイル」。「新田」は、長澤孝幸監督、長澤優子、五十嵐淳一コーチの下、3年前に発足したが、「元気に楽しく」をキャッチフレーズに、男子13人、女子18人が、メキメキ実力をつけて初参加。「野球や空手、剣道もやっている子がいて、みんな一生懸命です」とは長澤優子コーチ。
 一方、「極星スマイル」は、30数年の歴史があり、現在、蒲生駅周辺の小学生25人が参加している。三枝(みえだ)誠ヘッドコーチは「今日、きさらぎさんの障害児チームを見て、感激した。すごくいいことで、越谷でもぜひこれをやりたい」と話していた。
 交歓試合の後の懇親会には、各チームの監督役員、スタッフら約50人が参加、指導上の悩みや喜び、交歓会の感想などが話され、有意義な会となった。

写真=健常児の優しいサポートの下、楽しく試合をする「どんぐり」チーム=中川北小体育館で
掲載:2010年7月5日号
 バルセロナオリンピックの平泳ぎ金メダリスト、岩崎恭子さんの水泳教室「トーク&ワンポイントレッスン」が7月25日(日)に行われる。
 TMエンタープライズ・山武共同事業体(指定管理者)主催、東京マリンスイミング共催、区教育委員会後援。
 金メダリストの泳ぎを間近で見ることができ、的確なアドバイスで泳ぐ力を向上させるチャンス。ぜひ参加しよう!
【日時】7月25日(日)、トーク=正午~12時45分、プール1部=午後1時半~2時20分、プール2部=2時半~3時20分
【場所】スイムスポーツセンター・プール1~3コース(東武バス「足立清掃工場」下車)
【費用】無料
【対象】プール1部=小学生・中学生対象30人(小学3年生以下保護者同伴)、2部=高校生以上対象30人(1・2部ともに25m以上泳げること)※トークはプールとセット
【申込方法】往復はがきに①トーク&1部か2部か②住所③氏名④年齢⑤電話番号を書いて、〒121‐0812保木間4‐10‐1足立区スイムスポーツセンターに郵送。7月10日(土)必着(抽選)
【問合せ】TEL3850・1133(午前9時~午後8時)スイムスポーセンター

写真=岩崎恭子さん
掲載:2010年7月5日号
 足立区ビーチボールバレー連盟主催の「第32回足立区ビーチボールバレー新春大会」が、5月23日(日)、30日(日)の両日、梅田地域体育館、梅島小体育館、竹ノ塚地域体育館、西保木間小体育館で開かれた。
大会結果は次の通り。
【女子1部】①無民②バンビーノ③あすなろBC④エンジェル陽子
【女子2部】①F’sA②サイクロンH③かよう美A④Period。
【女子3部】①Blueマーリンキュート②Period。ミラクル③WINGS.A④F’sB
【女子マスターズ】①中央BG②Switch③Period。④F’sE
【男子1部】①クラブレジェンド②バンビーノ③無民A④無民B
【男子2部】①かよう美A②中央BGA③FINAL④かよう美B
【混合1部】①Blueマーリン.S②中央BG③A2④ダチョウクラブ
【混合2部】①エンジェル高橋②サンディーズ信③Blueマーリンハート④B.B大橋
【混合マスターズ】①フラワーズ工藤②Blueマーリン③フラワーズ島田④フラワーズ佐々木

写真=優勝を誓った開会式の様子
掲載:2010年7月5日号
 第6回さわやか東京一輪車演技大会(足立区一輪車連盟主催=若江正徳理事長)が6月6日(日)、総合スポーツセンターで開かれた。模範演技などもあり、子どもたちの演技が観客を魅了した。
 足立区出場者の結果は次の通り(5位まで)。
▼ジュニア・グループ小学4年生=⑤ラビット&マウスⅡ▼ビギナーグループ演技=①ブルーキャット③ラビット&マウスⅡ④親子フロッグ▼ジュニア・ペア小学3年以下の部=③小出花菜・福寿真優(ラビット&マウスⅡ)▼ジュニア・ペア小学4年以下の部=①福寿美優・古谷萌(同)④大野実穂・和田麻衣(ブルーキャット)▼ジュニア・ペア小学5年の部=②河井菫・成田奈々(同)④金沢玲奈・伊藤愛望(本木一輪車クラブ)⑤直井蘭・村田瑞紀(ブルーキャット)▼ジュニア・ペア小学6年の部=②神崎絵里・須賀友美(西新井大師クラブ)▼ジュニア・ペア中学生以上の部=④古川優花・鈴木彩華(同)

写真=愛らしい演技を見せる足立区のチーム=総合スポーツセンターで