
紅葉シーズンも終盤。ほんのちょっと足を伸ばすだけで、秋を堪能できるエリアをご紹介。
つくばエクスプレス(TX)快速で北千住から35分。研究都市として知られるつくば市は、実は伸びやかな風景とおいしいものの宝庫! 市街地でも贅沢に紅葉が楽しめ、バスで筑波山方面まで行けば温泉もある。駅に着いたらまず、南北自由通路内の「つくば総合案内所」に行ってみよう。
◆ポイント①「紅葉シーズンが長い」
街路樹は、紅葉時期が異なる種類を通りごとに植えてあるため、期間が長い。今年は11月いっぱい見頃の予想。
◆ポイント②「ウォーキング&サイクリングに最適」
街中には樹木や芝生など、自然豊かな公園がいっぱい。つくば駅から約3・5㎞離れた赤松公園まで、歩行者・自転車専用道路「つくば公園通り」で繋がっているので、きれいな空気の中をゆっくり散策できる。駅から2・5㎞(徒歩40分)の洞峰(どうほう)公園にいるヘンテコなカモ(?)は、市民の間でも話題。
◆ポイント③「パンとケーキのおいしい町」
パンの町と言っていいほどパンが盛ん。洞峰公園近くのパン工房「クーロンヌつくば」(TEL029・860・2636)は評判の人気店。大きな石釜で焼くパンは、どれもおいしい。空いていれば、外のテラスで食べることもできる。
ケーキのおいしいお店も多い。洞峰公園横のカフェ「シーゲル」(TEL029・852・5777)は、ウィーンなどで修行を積んだシェフが、地元の新鮮素材を使って作る。
【レンタサイクル】つくば市総合案内所で貸出し。1日500円(小学生以下250円)。問合せTEL029・855・8155
【交通】北千住から快速35分(1000円)、青井・六町駅から普通約50分、途中駅で快速乗り換え約40分(950円)。
写真=上/産業技術総合研究所前の街路樹
下/カフェ「シーゲル」
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千住5大学の学生生活を応援しようと、千住地域にある全25の商店街が、千住地域商店街活性化モデル事業検討会を立ち上げた。その中で、学生たちに商店街を利用してもらおうと、このたび冊子「せんじゅスタイル」を創刊した。
これは「千住を楽しむ★学生生活応援ニュース」と題し、お得な学割メニューが載った商店街加盟店のお店紹介や商店街のイベント情報などが詰まった一冊だ。また、千住の街歩きには3人の学生も同行し、魅力的なスポットを紹介している。
Vol.2は「イベント情報」12月下旬発行予定、Vol.3は「大学新入学歓迎特集」3月発行予定。
【配布場所】区内5大学(帝京科学大学、東京未来大学、東京藝術大学、放送大学、東京電機大学=神田キャンパス)、千住街の駅、千住地域の協賛店舗17店、区役所南館3階産業振興課カウンター
※発行部数5000部(各所、無くなり次第終了)
【問合せ】TEL3880・5865産業振興課商業係
写真=学生生活の応援情報が満載
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昨年大好評を博した声を出して脚本を読む演劇「ドラマ・リーディング教室 発表会」が、再びシアター1010で行われる。出演者は、人気劇団キャラメルボックスの演出家・成井豊、白井直らの指導を受けた15歳から79歳までの受講生14人。
1作品の観客動員数が3万人を超える人気と実力を持つ同劇団のメソッドを吸収して、日本の文豪・芥川龍之介の「魔術」「杜子春(とししゅん)」に挑戦する。
入場無料・全席自由。未就学児童の入場はご遠慮を。
【日時】11月28日(日) 午後2時開演(開場=午後1時半/上演時間は1時間を予定)
【場所】シアター1010「稽古場1」
【申込み】TEL5244・1011
写真=前列左から成井氏、俳優の伊藤ひろみさん、白井さん、シアター1010の佐々木太一郎館長と出演者の皆さん=昨年の風景から
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第41回「漫才大会」(社団法人漫才協会主催/青空球児会長)が11月26日(金)、「ととのいましたぁ~祝ナイツ真打披露!」をタイトルに、浅草公会堂で開かれる。勿論、相方が足立区在住の「ナンセンス」「さがみ良太・いずみ」「Wコロン」「ニックス」も登場! 総合演出・澤田隆治。構成・佐藤かんじ、西条昇。
今年の目玉は、若者たちに絶大な人気を誇る「ナイツ」が「真打ち披露」をすること。「何を基準に選ばれたのか解らないが、漫才協会発展のために頑張りたい」と抱負を語るナイツに、「漫才協会に10年いて活躍しないと取れないんだよ」と青空会長。「あの~、僕たちまだ8年なんですけど」「じゃ、2年飛び級だ」とのアバウトなオチに、記者会見場は大爆笑。
もうひとつの目玉は「AKB48?」の参加。
普通は「当日をお楽しみに!」となるところだが、「あした順子・ひろしの『あ』、同協会名誉会長・内海桂子の『け』、ばばあの『ば』、シワだらけの4(シ)8(ワ)」と早くもネタばれで、報道陣を「書いてもいいの?」と戸惑わせるところも、おおらかな漫才協会ならでは。
東京漫才殿堂制度が生まれて3年目の今年は、「晴乃チック・タック」「春日三球・照代」が殿堂入り。会場には、往時の懐かしい写真などが展示され、春日三球・高松しげお(春乃タック)も舞台で熟練の話芸を披露する。今年もまた満員御礼、笑いの嵐が吹きまくる漫才大会になりそうだ。
【日時】11月26日(金)午前11時半と午後4時半の2回公演。
【料金】1階指定席5000円、2階指定席3000円、3階自由席2000円
【チケット】(
web予約)
(携帯予約↓)

(電話予約)TEL0120・240・540カンフェティチケットセンター(平日午前10時~午後6時)。
写真=ナイツに囲まれて持ちネタの「ゲロゲーロ」を披露する青空会長(前列左から3人目)と漫才協会役員・関係者の皆さん
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「文化アーカイブズ活性化シンポジウム」(主催=日本放送作家協会・東京大学大学院情報学環、後援=足立区、(社)放送文化基金)が11月2日、東京芸術センター天空劇場で開かれた。
市川森一氏(日本脚本アーカイブズ特別顧問/日本放送作家協会会長)と、石川義夫副区長の開会挨拶後、脚本家の山田太一氏が「私と脚本」をタイトルに、作家性を打ち出した先駆者としての立場で基調講演を行った。
シンポジウムは「文化はめぐる――脚本アーカイブズとデジタル化」がサブタイトル。第Ⅰ部は「テレビ文化とWeb文化」をテーマに、石田英敬氏(東京大学大学院情報学環長)がコーディネーター、金泳徳氏(韓国コンテンツ振興院日本事務所所長)と今野勉氏(演出家/テレビマンユニオン取締役)がパネリストとして登場。第2部は「文化アーカイブとデジタル化の意味および今後」をテーマに、吉見俊哉氏(東京大学大学院情報学環教授)がコーディネーター、長尾真氏(国立国会図書館長)、竹本幹夫氏(早稲田大学演劇博物館館長)、大路幹生氏(NHK放送総局ライツ・アーカイブスセンター長)がパネリストを務めた(=写真)。
2部ともアカデミックなメンバーにより、映像テレビ文化、文化関係資料アーカイブズの重要性と、その枠組みの中における脚本・台本アーカイブズという観点から問題が掘り下げられ、熱い意見交換が行われた。最後に香取俊介氏(同協会常務理事/日本脚本アーカイブズ委員長)が、日本における脚本アーカイブズ設立を目指す力強い言葉で、同シンポジウムを締めくくった。
写真=熱い意見交換が展開されたシンポジウム=天空劇場にて(写真提供=日本脚本アーカイブズ)
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11月は犯罪被害者支援推進月間。その一環として、竹の塚警察署で11月2日(火)、大澤孝征(たかゆき)弁護士による講演会と同署犯罪被害者ネットワーク会員会議が開かれた。講演会には、会員と署員約100人が参加。
大澤弁護士は元検察官で、現在は第一東京弁護士会に所属し、テレビなどのコメンテーターとしても知られる。
講演のテーマは「犯罪被害者の人権~常識という無理解を超えて~」。被害者の権利が守られるようになったのは、ごく最近のこと。大澤弁護士は過去と現在至る経緯を、分かりやすく説明。
平成12年に犯罪被害者保護に関する法律が成立するまでは、人権保護は加害者に対してのみ考えられていた。「被害者が人権を守られるべき人間であるとの意識を持っている人は、司法関係者の中には少なかった」という。それが大きく転換したのは、被害者や遺族の地道な活動と努力による。
仲間の弁護士が一人娘を事故で亡くし、立ち直るのに3年かかったという例を挙げ、「被害者は千差万別。型にはめて見てはいけない。被害者に接する時は、それを忘れないで欲しい。でないと、さらに傷つけてしまう。時間が経てば、立ち直ってくる。じっくり見守るしかない。無理に立ち直らせないで」と、呼びかけた。
警視庁では常時、犯罪被害者ホットラインを設けている。相談はTEL3597・7830、FAX3592・6840まで。
写真=テレビでお馴染みの大澤弁護士
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西伊興小学校(林正明校長)ブラスバンド部が、11月7日(日)に文京シビックホールで開かれた第16回日本管楽合奏コンテスト(日本音楽教育文化振興会主催)で、優秀賞と審査員特別賞を受賞。上條貴志顧問が、指揮者賞を受賞した。
創部3年目にして、テープ審査を経て全国大会出場の夢を果たした子どもたちは、わずか13人ながら大舞台で堂々と演奏。心を一つにして、うれしい結果を持ち帰った。
写真=夢をかなえた部員たち
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第7回「はがき一葉のありがとうコンクール」の表彰式が11月3日(水)、第十一中学校で開かれた。
1枚のはがきに「ありがとう」の気持ちを書いて届けようというもので、毎年第十一中、弘道小、弘道第一小、五反野小の生徒・児童を対象に、十一中小中連携事業委員会・同コンクール事務局主催で行われている。
文章、絵、貼り絵などで綴ったはがき1945通が寄せられ、区長賞などの賞に60人が選ばれた。感謝の相手は家族、先生、コーチ、塾長、医師、友だち、地域の人など様々。死んだペットに対するものもあり、いずれもあたたかい想いがあふれている。テスト勉強で苦しんでいたときに励まされたという本の言葉について、綴っているものもあった。胸に迫るものばかりで、選考には苦労したという。
遠藤光彦実行委員長は「自分ひとりで生きているのではないことを考えるという意味で、意義がある。子どもたちを誉めて欲しい」と挨拶。メッセージの素晴らしさへの感激を伝えた。
事務局では子どもたちのはがきに切手を貼り、宛て先に発送した。
▼区長賞=髙野佑香(五反野小)、稲葉直紀(弘道小)、竹川澪(弘道第一小)、鞘木美保(十一中)▼区議会議長賞=4人▼教育委員会賞=4人▼校長賞=4人▼開かれた学校づくり協議会長賞=4人▼優秀賞=各校10人
写真=区長賞を受賞した子どもたち=第十一中で
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千寿本町小学校(林正樹校長)の4年生69人が、千住の歴史を劇にした「オー! マイ千住」を、11月5日(金)・6日(土)の学芸会で上演した。
地域のおじいさんが子どもたちに昔話を聞かせ、その場面を再現するという内容。水戸光圀の槍かけの松、芭蕉、伊能忠敬の測量、千葉さな、洪水、空襲など、30分の中に歴史がぎっしり。校庭中央の楠の木のエピソードも盛り込まれ、「千住節」「オー! マイ千住」の2曲を合唱した。
9月から歴史を調べるチームと脚本チームに分かれ、台本、大道具など全て子どもたちが中心となって作り上げた。NPO法人千住文化普及会理事長の櫟原(いちはら)文夫氏を講師に招き、千住の歴史について学ぶ授業もあった。
「明治の終わりから大正に洪水がたくさんあったことが印象に残っている」(藤井航くん)、「伊能忠敬の1歩が69㎝ということに驚いた」(数山はるかさん)、「芭蕉が旅立つ時に家を捨てたと知ってビックリ」(井上みや乃さん)、「宿場町通りを有名な人がたくさん通っていたり、やりかけ団子が古いと知った」(鈴木梨胡さん)、「昔の人が洪水を防いでくれた。千住がもっと好きになった」(野口未菜さん)、「昔の人に感謝して、ここにみんな生きているということを伝えたい」(久保盛尊=たける=くん)。
子どもたちの感想には、千住への愛情と、先人への素直な感謝がこもる。地域の歴史を学ぶことで、環境を大切に思う心や感謝の気持ちが、しっかりと育まれたようだ。
写真=松のピンチに黄門さまご一行参上!=千寿本町小体育館で
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足立区初の小中一貫教育校・興本扇学園(宇野彰人校長、市川一PTA会長)で10月30日(土)、5周年記念式典・祝賀会と学園祭が行われ、生徒、学校関係者、保護者、地域の人たち全員で節目を祝った。
同学園は伝統文化や国際コミュニケーションの学習に力を入れており、昨年は国連ユネスコスクールに認定されている。宇野校長は「生徒たちはボランティア活動に熱心で、下級生の面倒見がいい。良さを見つめ直し、伝統・校風を確立していきたい」と挨拶した。
創立五周年を祝う会(榎本栗吉名誉会長、水巻真一名誉副会長、國井清伸実行委員長)から学校に記念品が贈られ、武井秀夫運営委員長から生徒代表の折笠睦さん(7年)に、目録が手渡された。お礼の言葉を戸張侑紀さん(8年)が「始めは不安だったが、成長できたと思う。今後さらに成長し、よりよい学校を作ります」と力強く述べた。
引き続き行われた学園祭は、生徒会の司会で進行。事前にアンケートを取った「学校に残したいもの」「地域に残したいもの」ベスト3の学年ごとの結果発表を交えながら、1年生から9年生まで、合奏や英語など練習の成果を披露した。
幼い後輩たちの一生懸命な様子を見守る、7~9年生(中学生)の頼もしい姿が光っていた。
写真=記念品目録を受け取る折笠さん(左)と戸張さん
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