足立朝日

掲載:2014年7月5日号
 雨や雷が多く、ひょうまで降ってくる異常気象、ワールドカップでの日本チーム1次リーグ敗退など何かと浮かないニュースが多い中で、さらに心を暗くしてくれたのが、時代錯誤のヤジを飛ばしたあの二枚目風の都議会議員と「産めないのか?」とヤジって姿を見せない卑怯なもう一人の都議の情けない対応だ。「時代錯誤」ばやりの昨今だが、この時代にあの発言は、余りに悲しい。 (さらに…)
掲載:2014年6月5日号
 6月はうっとうしい梅雨もあり、何かと気分が乗らない季節だが、ちまたでは、中旬からサッカーファン待望のワールドカップが始まるなど、5月ほどではないが、イベントは多い。 (さらに…)
掲載:2014年5月5日号
 5月は、働くものの祭典「メーデー」で始まり、「憲法記念日」「みどりの日」「子どもの日」「母の日」と、素晴らしい内容の祝祭日が続く。名前を聞いただけで胸が躍り、嬉しくなる。 そして緑萌ゆる季節。「ああこの輝きよ!」などと詩人でなくとも詩を詠みたくなる季節。 (さらに…)
掲載:2014年4月5日号
3月、4月は別名「挨拶の季節」「泣き笑いの季節」と言われる。学校では入学、卒業。会社では就職、退職、転職、異動。人間が動き、それに伴って「挨拶」が飛び交い、泣いたり、笑ったりの感情が爆発する。 (さらに…)
掲載:2014年3月5日号
 最初は「ソチなんて」とか「どうせ冬季五輪でしょ」なんてみんな言っていたくせに、もうズルイよ。 (さらに…)
掲載:2014年2月5日号
 昨年の12月号の本欄で「言葉というものは本当に難しい」と書いたら、反響がたくさんあった。「美辞麗句は誰でも言えるし、引用できる。でも実際にやっていることの検証をしないといけない」とある人が書いてきた。その通りである。 (さらに…)
掲載:2014年1月5日号
 お正月。いつも改まった気持で過ごせるのが、この時期。 (さらに…)
掲載:2013年12月5日号
 「新語・流行語大賞」やら「今年の漢字」やら、12月は「言葉の季節」である。「言葉づかいで思慮深さが、使う言葉で知識が知れる」と言ったのは、旧約聖書。「たった一言が人の心を傷つける。たった一言が人の心を暖める」というのは、ある新聞の読者欄に載った言葉。旅先のお寺の掲示板にあって、この方が「心にしみる言葉だなあ」と書き留めていたのだそうだ。 (さらに…)
掲載:2013年11月5日号
昔、以前いた新聞社の「同窓会」みたいな集まりで、後輩から「あの時編集長から言われた言葉……は、忘れられません」などと言われ、「えっ」と驚いたことがある。申し訳ないが、私は余り意識していなかった。 (さらに…)
掲載:2013年9月5日号
 「俺、こう見えても『本当のやさしさ、って何だろう』なんていつも考えているんだよ」と、親友が酒の席で突然言い出した。 (さらに…)