
本木小学校(村上良法校長)で10月19日(火)、竜大日本水産会おさかな普及協議会によるお魚学習会が開かれた。
校庭にシャトルバスの移動水族館とタッチプールが登場。最初は及び腰だった子どもたちも、生き生きとした表情で夢中に。「タコに吸いつかれた!」と驚きの悲鳴や、日頃口数の少ない子が「サメをしっぽから上に触るとザラザラ、逆向きだとツルツル!」と教員に報告する場面も。
体育館では魚に含まれる栄養や漁業、海流などについての講義もあった。5年生はイカをさばいて試食。放課後は保護者と地域の人たちが、近所の魚屋さんから調理法や料理を教わった。
魚食は20年前に比べて4割減少。魚食普及を目指す同協議会では、無料で出張している。問合せはTEL3585・6682
写真=初めて触ったタコに大騒ぎの子どもたち=本木小学校校庭で
Posted in ニュース

映画「月あかりの下で~ある定時制高校の記録~」(8月5日で紹介)が2010年度「文化庁映画賞」(文化記録映画優秀賞)を受賞!
東京国際映画祭・文化庁映画週間の10月23日(土)、グランドハイアット東京に於いて文化庁映画賞贈呈式が行われ、同作品の太田直子監督が表彰された。24日には、シネマート六本木で受賞作品の記念上映会が行われ、満席の会場には新たな感動の嵐。生徒の90%以上が不登校や中退の経験を持つ夜間定時制高校生の、入学から卒業までの4年間を丁寧に追った同ドキュメンタリー作品は、高く評価され広く認知された。
現在、次々と上映が決定。11月27日(土)~12月2日(木)は、受賞記念アンコールモーニングショーとして、午前10時10分より「ポレポレ東中野」(中野区東中野4-4-1ポレポレ坐ビル地下/TEL3371・0088)、12月5日(日)は、渋谷区で開かれる「第2回つながり映画祭」の一環として、午後6時半から「アップリンク」(渋谷区宇田川町37-18トツネビル/TEL6825・5502)で。上映希望は、㈱グループ現代TEL3341・2863まで。
写真=月あかりが差し込む教室で
Posted in ニュース

足立東部ポートボール連盟(沖山忠敏会長)主催の「2010朝日新聞杯ミニバスケットボール大会」(足立朝日、朝日学生新聞社、日刊スポーツ後援)が、9月26日(日)~10月24日(日)まで行われた。辰沼小で行われた10月24日(日)の決勝戦では、男子は前回優勝のTEAM翔に挑んだ扇MAXが66対41で勝ち優勝、女子はTEAM翔と朝鮮第四が対戦、1点を争うシーソーゲームの末、TEAM翔が38対37の1点差でからくも勝ち、優勝カップを手にした。

今回の参加チームは、フレンズ、フラワーロックス、ブルースカイ、渕江ミニバスケットボールクラブ、千住クラブ、さつきクラブ、関原ダンク、扇MAX、TEAM翔、朝鮮第四。
熱戦は、中川北小、六木小、辰沼小、千寿桜小、渕江小、千寿第八小の6会場で繰り広げられた。
辰沼小で行われた閉会式では、沖山会長が各チームにねぎらいの言葉をかけ、「一生懸命真剣にやっている姿は感動を与えてくれた。あと一歩のチームもあったが、次の朝日新聞杯目指して頑張ってほしい」と挨拶。
表彰式は沖山会長と、岩城社長が足立朝日、朝日学生新聞社、日刊スポーツ提供の優勝カップやメダル、記念品などを贈った。
大会結果は次の通り。
【男子】①扇MAX②TEAM翔③さつきクラブ、千住クラブ
【女子】①TEAM翔②朝鮮第四③フラワーロックス、さつきクラブ
【最優秀選手賞】石田涼樹(扇MAX)、嶋崎千紘(TEAM翔)
【優秀選手賞】鈴木悠人(TEAM翔)、リ・サラ(朝鮮第四)
写真=上/女子優勝のTEAM翔
中/男子優勝の扇MAX
下/選手に優勝旗やカップ、賞品を渡す沖山会長(左)と岩城社長=辰沼小で
Posted in ニュース

社会福祉法人・聖風会(近藤明理事長)が創立55周年を迎え10月20日(水)、足立新生苑(花畑4)でボランティア感謝祭を兼ねた記念式典が開かれた。近藤やよい区長、荒川区福祉部部長、台東区福祉部部長代理など来賓、理事、役員らが、お祝いにかけつけた。
(社)聖風会は昭和29年に設立、翌年から生活保護施設・足立養老院として事業を開始。その後、足立老人ホームに改称、特養老人ホーム・足立新生苑を創設し、現在は足立、荒川、台東区で老人ホーム、通所サービスセンターなど10所を運営している。
地域との交流も活発で、毎年「はなはた祭り」を開催。10月3日(日)に行われた第9回目の今年は、花畑西小学校児童のソーラン節、舎一金管バンドや鼓感太鼓の演奏、バザーや模擬店などがあり、地域の人たちで賑わった。

記念式典では、近藤常博常務理事が55年の歩みを説明し、近藤理事長が創立時の思いやエピソードを交えて挨拶。老人福祉法がなかった当時、実家が身寄りのない人を施設に送り届ける仕事を請け負っていたが、悲惨な状況を目の当たりにし、施設に受け入れを断られた半身不随の老人などを世話する中で、老人ホーム設立を決めたという。
施設運営の協力への感謝を述べ、「ボランティアの人にどれだけお世話になっているか。1回だけでなく、継続してやってくださっている方をお招きした」と、近藤理事長。ボランティア、寄付、運営協力の約170の個人・団体名が読み上げられ、感謝状が贈られた。
式典後のアトラクションでは、板橋の民俗歌舞団荒馬座が、水口囃子、獅子舞などを賑やかに披露し、お祝いムードを盛り上げた。
写真=上/創立当時の厳しかった高齢者の状況を語る近藤明理事長
下/はなはた祭りでの小学生によるソーラン節=足立新生苑で
Posted in ニュース

埼玉県越谷市を拠点とするボランティア劇団「尾上(おのうえ)劇団」(丸山幸男代表、加藤和子座長)が10月12日(火)、コーシャハイム北千住(日ノ出町)で第500回記念公演を行った。
素人劇団を看板に交通費も全て無料で、お年寄りに元気になってもらおうと全国で公演している。足立朝日8月5日号に紹介記事を掲載したところ、「反響の大きさにびっくり。足立区内から公演依頼が殺到しました」と丸山代表。コーシャハイム北千住の老人会・白翁会(緒方邦子代表)が、一番乗りとなった。
満員の集会室では歌や芝居が次々に披露され、客席との軽妙なやりとりに、笑いが絶えなかった。お客さんたちも飛び入りで振り付けを楽しんだり、涙もありで大いに盛り上がった。
参加者からは「リハビリのように運動し笑い続けたのに、岸壁の母では感動して涙が出た」など大好評。これからも足立区の公演が続く。
★尾上劇団協力者急募!!
スタッフ、役者、高齢者の入団希望者募集中。会費は月2000円。問合せTEL090・5529・7946加藤座長
写真=トークでも観客を沸かせた=コーシャハイム北千住で
Posted in ニュース

「酒もつまみもととのいました!」と題し、出店者がお酒に合うつまみを用意した今年の「第5回酒屋のおやじによる千住酒まつり」(主催=酒千会)が、10月24日(日)行われ、300人が美酒に酔った。
本紙10月5日号掲載の水で割ると淡い桜色に変わるリキュール(焼酎)「あだち五色桜物語」が、この日本格デビュー。若い女性を中心に人だかりが出来、「まろやかでおいしい。あだちのお土産にピッタリ」と買い求める姿もあった。
試飲しながら蔵元の人たちとお酒について楽しく語り合ったこのイベント、初登場の「あだち五色桜物語」は、販売元の酒千会のメンバーが総出でPR。醸造元の「大島醸造」の担当者や、共同で企画したNPO法人「五色桜の会」の大久保美智子代表も加わって試飲を奨めた。
【メモ】「あだち五色桜物語」は、酒千会加盟の11店舗で発売中。
【問合せ】成田酒店TEL3881・6056
写真=「あだち五色桜物語コーナー」に集まる若い女性客=シアター1010で
Posted in ニュース

足立区合唱連盟(田口芳子理事長)が、創立30周年を迎え、10月17日(日)、西新井文化ホールで第30回足立区合唱祭と記念式典を行った。
合唱祭では、「歓喜の演 合唱団」による歌声から始まり、坂本和彦氏指揮「足立区民合唱団」までの31団体が、日頃の練習の成果を披露し、万来の拍手を浴びた。
続いて行われた記念式典は、この日のために結成された106人の「合唱連盟30周年記念合唱団」による壮大なオープニングコンサートでスタート。連盟・副理事長の近藤直子氏が渾身の指揮を執った。ラストの「椿姫より『乾杯の歌』」は、活躍する区内合唱団のリーダー、玉崎真弓、たぐちたみ、中原雅彦、川崎嘉昭の4氏が美声で歌い上げた。
式典では、3代目になる田口芳子理事長が「歌と足立が大好きな人たちばかりが集まってここまで来た。一人で歌うのもいい、二人もまたいい。こんな世の中だから、大きな声で歌い続けましょう」と万感の思いで挨拶。
式典の最後は、「友ありてこそ」、足立区歌「わがまち足立」を参加者と舞台が一体となって大合唱して締めくくった。
写真=30周年を華やかに盛り上げた舞台=西新井文化ホールで
Posted in ニュース

子どもを見守るための都立高校ボランティアが、先ごろ足立区に誕生した。
活動するのは、都立足立西高校(酒井定克校長)と都立足立工業高校(栗田博康校長)の生徒約40人。西新井警察署管内で子どもへの声かけが多発していることから、同署が近隣の2高校に協力を依頼したもの。
発足式では西校柔道部部長の蔦谷勇紀さん(2年)と工業校生徒会長の高野智史さん(3年)が発足宣言を行った。
具体的な活動は、部活動の校外ランニング時などでの下校小学生の見守り、校外の花壇の整備など。活動を通して高校生の規範意識を高め、地域との絆を認識させることも目的の一つ。

両校はそれぞれ近くにある高野小、西新井第二小の児童と対面式を行い、〝ボランティアの印〟をお披露目した。これは西新井警察署マスコットキャラクター「にしあらいぐま」と校名が印刷されたワッペンで、子どもたちを怖がらせないように、生徒は装着して活動する。
また、足立工業高校は活動の一環として10月18日(月)、奉仕の授業の中で菜の花の種まきを行った。高校敷地のすぐ隣にある諏訪木第一公園と高道東公園で、1年生約70人が活動。今後も花の世話をしながら、小学生の見守りをしていく。
写真=上/発足宣言をする蔦谷さん(右)と高野さん=西新井警察署で
下/足立工業高校生たちが菜の花の種まき=高道東公園
Posted in ニュース