
4月に元宿小学校跡地に開設された帝京科学大学千住キャンパス(千住桜木2‐2‐1)で7月3日(土)、足立区の中学生を対象に「体験! 1日大学生」が開講された。1日限りのスペシャル・オープンキャンパスで、各校から10人程度、計約400人が参加した。
生徒たちは12ある中から好きな講義を選んで、3限を受講。科目は国語、美術、社会科、保健体育、理科で、それぞれ「イルカの〝ことば〟 」「CGアニメの作り方」「スポーツとケガの予防」「ホタルはなぜ光るのか」など、同大学ならではの専門分野を教授らが講義した。
理科の「海と地球環境」を受講した野口絵美理さん(第十四中3年)の進路目標は、鳥取大学での砂漠の研究。「地球環境を学びたい。学校ではプランクトンしかやらないが、深くやれてためになった」。遺伝子を学びたいという神林清皓さん(同)は「よくわからないことをわかりやすくやってくれて、楽しかった。モニター中心なのが中学と違った」と充実の感想を語った。
昼休みは学内のカフェテリアでの学食や、大学生との会話に挑戦。気さくなお姉さんたちを相手に、「この大学には、どこの学校から入れるか」「獣医になれるか」「単位を取るには?」など活発に質問していた。
動物病院さながらの実習施設の見学もあり、中学生たちは珍しい設備や大学生の説明に目を輝かせていた。
写真=実習施設で犬の模型を観察する中学生たち=帝京科学大学で
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小・中一貫校の興本扇学園(宇野彰人校長)=扇3丁目=で7月7日(水)、オーストラリアの小中高一貫校の生徒を招いて七夕祭りが行われた。
同学園は5年前の設立以来、国際コミュニケーション科の授業で国際理解や英語に力を入れてきたことから、昨年10月に国連ユネスコ・スクールに認定。「異文化理解」を基本テーマに、日本の伝統文化を学んでいる。
今回来校したのは、クイーンズランド州チャーターズ・タウン市にある「Blackheath&Thornbourgh College」。生徒8人と教員ら一行が、日本への海外研修旅行の一貫として立ち寄った。
七夕の竹が飾られた体育館で、全校児童生徒約800人が彼らを歓迎。9年生(中学3年)の片岡奈津美さんが、「今日は年に1度織姫と彦星が会える七夕の日。一緒に楽しみましょう」と英語で挨拶した。英語教諭と協力して、日本語文を英語に訳したという片岡さんは「最初は緊張したけど、(相手の学生が)良かったと言ってくれたので」と晴れ晴れと語った。
授業で日本語を学んでいるオーストラリアの生徒たちも、1人1人日本語で自己紹介。子どもたちから驚きの声と盛大な拍手が起こった。生徒たちは合唱やリコーダーの演奏、6年生18人による七夕物語の英語説明などでおもてなし。海外のお客さんたちも日本の生徒に助けられながら、短冊に「PEACE(平和)」などの願いを書いて飾りつけ、日本の伝統行事を体験した。
セレモニー後は8年生による魚沼自然教室のプレゼンテーションや、給食などで交流。日本の生徒より箸使いの上手な学生もいて、「俺が教えようと思ったのに」と7年生が苦笑する場面も。それぞれが積極的な交流で、充実した時間を過ごした。
スティーブンさん(15)は、「日本の学校はとてもきれい。学生も友好的で明るい」と笑顔で印象を語った。
写真=全校児童生徒が海外の学生を歓迎=興本扇学園体育館で
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7月6日(火)、区内の「足立ブランド」認定企業12社が、千代田区神田錦町にある東京電機大学の研究室を訪問、最新の研究内容を見学し交流した。同大学は、2年後の平成24年4月に千住旭町に移転して来るが、「地域に開かれたキャンパス」を目指す東京電機大学と、「ものづくりの技術を発展させたい」という区内企業の思惑が完全に一致。9月には電機大学生が区内企業の見学を予定するなど、友好関係が深まっている。
この日の見学は、産学連携を進める足立区が仲立ちして実現した。訪問したのは、先に足立区から「足立ブランド」認定を受けた「安心堂」(江北3丁目)「日商印刷」(宮城1丁目)「ナース鞄工」(梅島3丁目)など12企業から14人。
見学に先立ち、同大学の阿高松男産官学交流センター長が「これからお世話になる足立区の企業の方のお役に立ちたい」と歓迎の挨拶。その後、工学部機械工学科の塑性加工、材料工学、振動制御、知的生産システムの4研究室を順に見学した。
各研究室では、最先端の研究がされているが、さすがに足立のものづくりの先端を行く企業だけに、専門的な質問が相次いだ。
見学者の一人「アートレーザー技研」(椿3丁目)の吉田正雄社長は「参加して良かった。教授の一人が 〝失敗はデータだ〟と話したが、この言葉に共感した。連携を強めたい」と話した。
写真=研究室で、教授から説明を受ける企業の皆さん=東京電機大学で
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足立区商店街振興組合連合会が、昨年11月に続き10%のプレミアム付き区内共通商品券を区内商店約80店舗で25日(日)から発売を始める。
1枚500円の商品券が11枚つづりで1セット5000円で販売(500円のプレミアム)。全2万セット、22万枚、総額1億1000万円分、売り切れ次第終了! 販売場所の詳細は
ホームページでご確認を。
商店街加盟店や一部のコンビニエンスストアなど約2400店舗で使えるお得な商品券を買って買物に出かけよう。
問合せ TEL3880・0039お問い合わせコールあだち
写真=このポスターが目印
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今年も荒川河川敷で「第32回足立の花火」が行われる。当日は、毎年千住側はもちろん、梅田側も大勢の観覧者で賑わう。今回は、そんな花火にピッタリなお店をご紹介! 当日、お得なイベント情報も要チェック!
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足立区合唱連盟が、7月19日(月・祝)、「創立30周年記念 海の日ジョイントコンサート」を開く。
区民から募集した約100人の記念合唱団が出演。「いぬのおまわりさん」や「サッちゃん」で知られる作曲家の大中恩(おおなかめぐみ)氏(86)の指揮で、今回のコンサートのために特別に混声3部に編曲された大中作品を歌う。
記念合唱団は、田口芳子理事長の指導で2月から月2回の練習を重ねてきた。5月23日(日)には、大中氏が初指導に訪れた。
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区内にある女子プロレスの団体JWP(六木3‐6‐4)が、チケット売り上げの一部を区社会福祉協議会に寄付した。
JWPでは月1回道場マッチを開催。88回目の6月6日は「縁起のいい回。日頃お世話になっている足立区にお返ししたい」と、「88回記念『米寿』~足立区社会福祉協議会チャリティー道場マッチ」と題し、105人の観衆で超満員となった。
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6月20日までアメリカ・オハイオ州シンシナティ市立植物園で開かれていた「バタフライショー2010」に、生物園で育てた蝶が出展され、足立区が桜を寄贈。足立区の親善大使が4月末に現地を訪れた。
そのメンバーを代表して榎本太郎・足立区生物園園長、浅香孝子・江北村の歴史を伝える会会長が、シンシナティでの展示の様子、五色桜を巡る不思議な縁、現地での歓迎ぶりなどを語る。
江北村の歴史を伝える会主催、足立区後援。都市農業公園内「五色桜資料館」で、シンシナティと五色桜に関する資料も展示予定。
日時 7月17日(土)午前10時~正午(9時半開場)
場所 都市農業公園・2階会議室(西新井駅西口から東武バス「都市農業公園」行き終点)
問合せ TEL3899・9357浅香
写真=親善大使たちと現地関係者=シンシナティ市立クローン植物園で
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東京都印刷工業組合足立支部青年会の18人で作る「Y.A.P.」による「ぱるぷ2010」が、6月19日(土)・20日(日)に区役所で開かれた地球環境フェアに出展した。
「ぱるぷ」は足立ペーパー・リユース・プロジェクトの略で、印刷時に出る残紙を無料で提供するボランティア活動を、年1回行っている。残紙は通常溶かしてリサイクルか廃棄されるが、必要な人に役立てて欲しいと、8年前から活動を開始。
今回用意した紙は6トン。「大きい紙で描くと発想も大きくなる」と断裁していないので、使い道は自由。保育園や幼稚園の関係者が並ぶなど盛況だった。
Y.A.P.の1人、高橋信善さんは「手弁当なので難しいが、できれば広くみんなに配れる仕組みが作りたい」と話す。
写真=その場で残紙に絵を描く子どもたち=環境フェアの区役所ロビーで
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