足立朝日

来年の国体開催に向けて 東京武道館でリハーサル大会

掲載:2012年9月5日号
 10月の岐阜国体に向けて、第67回国民体育大会関東ブロック大会・剣道競技・柔道競技が、8月18日(土)・19日(日)、東京武道館(綾瀬3‐20‐1)で開かれた。
 来年、同所で東京国体の剣道・柔道競技が開かれる、「スポーツ祭東京2013リハーサル大会」も兼ねてのもの。東京開催は54年ぶりで資料やノウハウがなく、足立区にとっては初挑戦の一大イベントとなる。
〈ボランティア〉
 会場内には、足立工業高校(栗田博康校長)が製作した、大会までの日にちが表示されるカウンターボードを設置。会場周辺では、保育園児や区民らが育てた花のプランター約950個、近隣小中学生たちが描いた応援のぼり旗約100本が、選手たちを出迎えた。
 これらのセッティングや水やり、会場外でのかき氷やドリンクのサービスコーナー、選手の誘導などを担ったのが、約330人のボランティア。
 区の呼びかけで集まった高校生約180人を含む一般市民が、積極的に動き回って運営を支えた。
 また、国体慣例の「おもてなし食」は、境川部屋(舎人4丁目)が協力。力士がちゃんこ各日600食をふるまった。
 東京未来大学(千住曙町)学生による東京国体キャラクター「ゆりーと」のダンスなどもあった。
〈来年への課題〉
 担当者が特に頭を抱えているのが来場者数。東京武道館の客席約2000に対し、剣道日は満杯、柔道日も約1500人が来場した。応援団以外の区民も多く、関心の高さが伺える。
 国体は入場無料で、事前予約はない。全国大会はさらなる人出が予想され、入場規制を検討せざるを得ないという。
 地域のちから推進部国体準備担当の依田保課長は、「ボランティアとして、観客として、区民に間近で競技の迫力を見てもらうのが足立区でやる意義だと思う。国体がないとできない体験をしていただきたい」と話し、今後打開策を探っていく。
 東京武道館での第68回国体「スポーツ祭東京2013」は、来年9月~10月に開催される。

写真/カウンターボードがお披露目=東京武道館で