足立朝日

「千住の芭蕉翁を顕彰する会」が発足 芭蕉陶像を千住と足立のシンボルに!

掲載:2017年6月5日号
「俳聖」と呼ばれ、足立区とは切っても切れない江戸時代の俳人・松尾芭蕉。千住の生涯学習センター(学びピア21)1階の隅に放置されている芭蕉翁陶像を「北千住駅前とか千住宿場通り沿いのもっと目立つ所に置いて、千住と足立のシンボルにしよう!」とアピールする「千住の芭蕉翁を顕彰する会」が、5月24日(水)結成された。
 この日は「足立史談会」(堀川和夫会長)の呼びかけで、石島篤千住宮元町会長、高野恒幸千住川原町自治会長、勝村英世足立区文化団体連合会長、大室博千住本町通り商店街理事長、近藤勝足立ロータリークラブ会長ら14人の発起人(うち8人出席)と実行委員会(実行委員長=飯島弘千住鴎外碑保存会会長)の委員7人が集まった。
この芭蕉陶像は、帝国芸術院会員の彫刻家・長谷川栄作氏が「正副」2体を制作、「正」は芭蕉の生まれ故郷の伊賀上野市が建てた「俳聖殿」に鎮座、もう1体の「副」は、足立区に寄付され、平成21年から今の地に「ひっそりと」置かれている。
 この日の会では、陶像移設の候補地として、千住4丁目の「ほんちょう公園」、東京芸術センター前の広場、赤門寺境内、北千住駅前、千住大橋公園などが挙げられた。会では、区民への運動を広めながらこれら場所の調査と区などへの打診を行い、場所が内定すれば、「足立まちづくりトラスト」を申請、幅広く区民の寄付金を集めて、大勢の外国人観光客が日本を訪れる2020年の東京オリンピックまでに「俳聖堂」を建設したいとしている。

写真上/発足した「千住の芭蕉翁を顕彰する会」=千住芸術センター9階会議室で
下/生涯学習センター1階にひっそりと置かれている陶像