足立朝日

障害者が笑顔で暮らせる地域へ 江北ひまわり園完成 ベーカリーも併設

掲載:2019年4月5日号
 社会福祉法人あだちの里(有賀純三理事長)の新たな障害者福祉施設「江北ひまわり園」(阿出川忍施設長/江北1‐26‐22)が完成し、3月28日(木)、同園で落成式と祝賀会が開かれた。
 ワシントンからの里帰り桜のある見事な桜並木に迎えられ、工藤信副区長(区長代理)、かねだ正区議会議長ら来賓など、約130人が出席。新たな第一歩を祝った。
 足立区における福祉施設の設置が続いたことから国の補助対象外となったが、施設不足の現状に理解を示した都と区が助成。法人の設立母体である「足立区手をつなぐ親の会」(江黒由美子会長)から、バザーなどの収益1000万円の寄付もあり、区立江北幼稚園跡地に建設された。
 同施設は18歳以上の知的・身体障害者の通所施設で、生活介護事業(生活訓練型と作業訓練型)70人、就労継続支援B型20人の計90人の定員で、あだちの里相談支援センター(森和美施設長)を併設。
 また、災害時は避難所として利用可能な「地域交流コーナー」や、施設で焼いたパンの店「さくらベーカリー」もあり、一般の人がイートインコーナーで焼き立てを食べることもできる。木材を多用したぬくもりある空間は、地域との共生に適した施設となっている。施設名称は同法人「希望の苑」利用者の父である原喜久雄さんが命名した。
 有賀理事長は挨拶で、町会・自治会の協力や関係者への感謝とともに、「私たち法人のミッション『障害者が地域と共に笑顔で生活できるよう私たちは応援します』の実現に向けて、利用者に寄り添いながら生活できるよう応援し、地域との関わりを大切にしたい」と述べた。
 式典後、施設内の食堂で祝賀会が和やかに行われた。

写真上/落成式で挨拶する有賀理事長
下/施設の完成を満開の桜も祝福